
2012年に編集者の宮川真紀さんが一人で活動をスタートし、2013年に法人化された出版レーベル。「おもしろいことを、おもしろいまま本にして、きもちよくお届けする」をモットーに数々の書籍を刊行。創業時に創刊した、すべてのゆかいな仕事人に捧ぐリトルマガジン『仕事文脈』は21号を数えます。近年は、ジェンダー、フェミニズム、韓国書籍翻訳などに力を入れるほか、新たにZINEや小冊子を発行するレーベル「gasi editorial」をスタート。より尖った、踏み込んだコンテンツの発信を目指しています。
◆ 3月の紙博で販売するものを一つだけ教えてください

書籍
◆ 2022年に手にした紙ものの中で、一番心躍ったものは何ですか?

新シリーズのZINE
◆ 「紙博 in 東京」に向けて、意気込みを教えてください
2013年にひとりで始めた出版社、タバブックスです。「おもしろいものをおもしろいまま本にして、気持ちよくお届けする」をモットーに、文芸・人文・アートなどいろいろな分野で気になるテーマの本を出版しています。手にとって楽しい、読んでみたくなる装丁を心がけています。ぜひ開いて、さわって、紙の本を楽しんでください。本の制作過程で出た色校正、束見本なども展示予定です!
◆ 商品カタログ予習帳
『植本一子『かなわない』 東日本大震災直後、育児に追われる写真家が書かずにはいられなかった、結婚、家族、母、苦悩、愛。すべての期待を裏切る一大叙情詩。画家今井麗さんによるトーストの絵とともに、多くの人の心に響いた1冊
「シリーズ3/4」 3/4くらいの身軽さ、余裕ある生き方を探す人のための本。バンドマンで投資家ヤマザキOKコンピュータ『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』はお金の考え方がガラリと変わる冒険の書。香山哲さんのイラストも好評
イ・ミンギョン『私たちにはことばが必要だ-フェミニストは黙らない』 韓国発、女性差別に苦しむ女性のための会話マニュアルという画期的なフェミニズム書。日本でも賛同の声が広まりました。日本版カバーイラストは今注目を集める安達茉莉子さん
『ランバーロール』 漫画家の安永知澄、森泉岳土、おくやまゆかの3人によって創刊された、漫画と文学のリトルプレス。バラエティに富んだ執筆陣、毎号変わる装丁者、手に取る楽しさにあふれた雑誌です
独特の存在感で注目される韓国のアーティスト、イ・ラン。イラストエッセイ『私が30代になった』をきっかけに漫画家いがらしみきおと意気投合、往復書簡『何卒よろしくお願いいたします』が生まれました。深い思索と愛に溢れ、読み手の胸に迫ります
韓国で盛り上がりを見せるフェミニズムムーブメント。最新のトピックに迫るイ・ミンギョン『失われた賃金を求めて』『脱コルセット:到来した未来』、現地を取材し声を集めた『韓国フェミニズムと私たち』は韓国の女性デザイナーが表紙をデザイン
『小沼理『1日が長いと感じられる日が、時々でもあるといい』コロナ禍3年間の日記は、 日本で生きるゲイ男性の「アクティヴィズム」。韓国のイラストレーター、チョン・イヨンさんの装画も美しい1冊
兼桝綾『フェアな関係』 地元と東京、仕事とジェンダー、恋愛、セックス、結婚。この社会にいる女性たちの自我を描く兼桝綾、第一小説集。かわいくも不穏なカバーイラストは『バクちゃん』で人気の漫画家・増村十七さん
『仕事文脈』 すべてのゆかいな仕事人に捧ぐリトルマガジン。気になる働き方、ないようである仕事、なんとかなる生き方など、仕事と社会のあれこれをとりあげます。makomoさんのカバーイラストが目印!
辻本力『失われた_雑談”を求めて』 コロナ禍で雑談に飢えていた。そこで思いついた、ただただ雑談をする企画。とりとめのないお喋りのもたらす楽しさ、豊さ、下らなさ、愛しさがここにある!カバーイラストは人気漫画家のばったんさん
「gasi editorial」 より尖がったコンテンツを発信するレーベルとして2022年にスタート。論考集『反「女性差別カルチャー」読本』、大学生の運動の記録『フェミサイドは、ある』、韓国ドラマから解放を考えた『私たちの_解放日誌_』
タバブックス
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