2008年設立の出版社。東京・旗の台という小さな町で、詩集や写真集、アートブック、エッセイ、マンガと、ジャンルはさまざまですが、どれも「詩心」をたっぷりと詰め込んだ本づくりを行なっています。2011年出版の川島小鳥の写真集『未来ちゃん』がベストセラーとなり注目を集めたほか、谷川俊太郎の詩集なども数多く手がけています。「本屋さんでたまたま手にした一冊が、いつか、その人にとっての特別な一冊になる」。そんな本づくりを目指して、日々奮闘しています。
◆ 3月の紙博で販売するものを一つだけ教えてください
谷川俊太郎詩集『あたしとあなた』
◆ 2022年に手にした紙ものの中で、一番心躍ったものは何ですか?
木下龍也歌集『オールアラウンドユー』
◆ 「紙博 in 東京」に向けて、意気込みを教えてください
はじめての紙博への参加です。普段、ナナロク社では詩人からいただいた詩歌を、その作品のためだけの器として「造本設計」を行い、一冊の本へと綴じていきます。当日は、一冊ごとの造本の狙いや、実際に使用した用紙の名前や特質を、わかりやすく解説した紙とともに、編集者が魅力をお伝えします。詩歌とともに、指先で、目で、楽しんでください。本をひろげてお待ちしております。
◆ 商品カタログ予習帳
『バウムクーヘン』80代の谷川俊太郎さんが子どもの心をとりだして綴った書き下ろし詩集。表紙は「ミッフィー」のディックブルーナーによる花の絵です。装丁は名久井直子さん。
『本の幽霊』西崎憲さんが描く本にまつわる6篇のお話。フランスの古書に虫を描き入れた作品をそのまま本の表紙とした「本に擬態する本」がテーマの造本です。装丁は大島依提亜さん。
『百年後嵐のように恋がしたいとあなたは言い実際嵐になったすべてがこわれわたしたちはそれを見た』野村日魚子さんの歌集。ブルーメタルの箔押しが表紙を飾ります。装丁は鈴木千佳子さん。
『音楽』岡野大嗣さんの第3歌集。自分だけの名曲にふれたような高揚感に満ちた作品集。「継ぎ表紙」による造本が美しい。増刷ごとに背中の布の色が変わります。装丁は佐々木暁さん。
『オールアラウンドユー』木下龍也さんの第3歌集。一首一首が一輪挿しの花のように美しい一冊。表紙には墨田織という布を使用、5色のパターンを用意しました。装丁は名久井直子さん。
『Transit』和合亮一さんの最新詩集。1篇の詩が短編小説のような読み心地を感じる。パスポートのような大きさの表紙に、黒い箔押しで目次が刻印されている。装丁は鈴木千佳子さん。
『どこにでもあるケーキ』三角みづ紀さんの詩集。表紙絵は塩川いづみさん。本文紙に赤インクを塗った三方小口塗装。タイトルは細い金の箔。半透明の紙で本を巻いています。装丁は鈴木千佳子さん。
ナナロク社
Web site:http://www.nanarokusha.com/
Online shop:https://nanarokusha.shop/
Twitter:@nanarokusha
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2015年5月に、みなさまのライフスタイルにちょこっと混ぜていただきたい出版社としてスタートしたトゥーヴァージンズ。建築書やビジュアルブック、児童書、旅ガイド、コミック、雑誌まで、創業当時より「消費されないなにか」を生み出すことを目指して本づくりを行なっています。2021年には1年間で45点の書籍や雑誌を刊行。2021年7月にはコミックレーベル「路草(みちくさ)」を、2022年4月からはウェブトゥーンレーベル「POPTOON STUDIO(ポップトゥーンスタジオ)」を立ち上げ、さらに活動の幅を広げています。
◆ 3月の紙博で販売するものを一つだけ教えてください
『ジブリの立体建造物展 図録<復刻版>』
◆ 2022年に手にした紙ものの中で、一番心躍ったものは何ですか?
トゥーヴァージンズの8周年を記念に作成した目録チラシです。アニメーション作家・イラストレーターの北村みなみさんの描きおろしイラストが目印。とても可愛く仕上がって心躍りました。
◆ 「紙博 in 東京」に向けて、意気込みを教えてください
みなさまのライフスタイルにちょこっと混ぜていただきたい出版社 トゥーヴァージンズです。日々の生活に息づく文化や風景、そこに育まれるさまざまな視点を“本”という形で記録(または発信)すること、そして創業当時より「消費されないなにか」を生み出していくことを目指しております。初めての紙博、書籍を中心におもしろい”紙モノ”をたくさん用意していきます。紙好きな皆さまにお会いできるのを楽しみにしております!
◆ 商品カタログ予習帳
出版社 トゥーヴァージンズ
Web site:https://www.twovirgins.jp/
Online shop:https://twovirgins.base.shop/
Instagram:@two_virgins
Twitter:@twovirginspb
note:https://note.com/twovirgins
決済方法:現金のみ
ptr
札幌出身、東京在住の文筆家・末埼 鳩(まつさき はと)さん。ちょっと奇妙で思わず引き込まれてしまう物語やエッセイを制作するほか、音楽とともに自作の詩の朗読も手がけています。植物と手芸が好きで、WEBマガジン「サンポー」にて散歩についてのエッセイ「野良庭散歩」を連載。2022年10月には、月刊小説誌「小説すばる」にエッセイを寄稿。同じく2022年には、10年間書き続けてきた30本の物語を一冊にまとめた『燐光』や、500字未満の空想混じりのエッセイ集『鳩の随想』などを発刊されています。
◆ 3月の紙博で販売するものを一つだけ教えてください
500字エッセイ集『鳩の随想』
◆ 2022年に手にした紙ものの中で、一番心躍ったものは何ですか?
dav
出会った作家さんたちから直接買ったZINE
◆ 「紙博 in 東京」に向けて、意気込みを教えてください
初めての出展です。ZINEのイベントに出始めてからまだ1年足らずですが少しでも魅力をお伝えできたらと思います。
◆ 商品カタログ予習帳
末埼鳩による短編小説集『燐光』。この10年の間書いてきた少し奇妙な物語30編を収録しました。印刷所でプリント・製本したリトルプレス的なZINEです。
末埼鳩によるエッセイ集『鳩の随想』。空想混じりの500字エッセイを20編収録しました。袋綴じの手製本で表紙にエンボス加工の鳩がいます。ポストカード1枚つき。
末埼鳩とオカワダアキナによる選書ZINE『棚の中、頭の中』。共通のテーマで本を選び、感じたことを書きました。印刷所でプリント・製本予定。(画像は製作中のものです)
末埼鳩による道端の植物写真集『野良庭へ』。生命力を感じさせつつもどこか均整のとれた植物たち。そういう植物がある場所を_野良庭_と呼んでいます。中綴じの手製本です。
末埼鳩による道端の植物写真ポストカード。飼い慣らしきれない奇妙な隣人としての植物を撮っています。紙を選び、自宅でプリントしました。
末埼鳩による掌編小説カード『(DON´T)TOUCH ME』。ごく短い物語と、その物語に登場するモチーフに実際に触れることができるカード4枚組。手作りです。
末埼 鳩
Web site:https://dovecote.amebaownd.com/
Instagram:@matsusakihato
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東京・荻窪にある小さな出版社。「撮る・書く・つくる・演じる」人のための本を中心に刊行しています。設立は1966年。以来、数多くのベストセラーやロングセラーを手がけてきました。編集者の皆さんは、全員が編集から営業や販促物制作までなんでも担当し、思わず撫でたくなるような愛おしい本、長く本棚に置いておきたくなるような佇まいも大切にした本をつくり出しています。紙博では、ぜひお気に入りの一冊を探してください。
◆ 3月の紙博で販売するものを一つだけ教えてください
菓の辞典
◆ 2022年に手にした紙ものの中で、一番心躍ったものは何ですか?
いのうえ彩 Calendar2023
◆ 「紙博 in 東京」に向けて、意気込みを教えてください
本の魅力をお伝えできたらと思います。
◆ 商品カタログ予習帳
人気の辞典シリーズは現在10作刊行しています。最新刊の『菓の辞典』はラムセス3世が楽しんだであろうBC時代のものから、近現代のティラミスやパフェまで。約130種の西洋菓子の起源と痕跡を探り、描きおろしイラスト約100点とともに紹介します。
多くの美しい絵本を作り出してきた井上奈奈さんの創作方法は、はっとするような発見や驚きに満ち満ちています。『星に絵本を繋ぐ』は、絵本を作ってみたいという方はもちろん、すべての作り手に読んでいただきたい、創作意欲を掻き立てる一冊です。
『BIRTHDAY BOOK』は、子どもが誕生してから二十歳になるまでを記録し、成人したわが子にプレゼントするメッセージブックです。カバーを外すと布張り箔押しのシンプルな表紙で、二十歳になったわが子にプレゼントしやすいデザイン。
喫茶『蕪木』店主・蕪木祐介氏による書き下ろし。『チョコレートの手引』は奥深いチョコレートの世界をすみずみまで知ることができます。『珈琲の表現』はその時々の感情に合わせた一杯など、珈琲の「淹れ方」に特化した本。
最新刊『ショートケーキを許す』は、25店のショートケーキが登場するショートケーキ愛の詰まったエッセイ。同じく『スパイス香る、愛しい一杯』は、スパイスを使ったドリンクとスープ50点のレシピ集。十二か月のレシピに季節の移ろいを感じて。
雷鳥社の書籍。触って撫でて愛おしくなるような本をつくりたくなってしまいます。
『カラスの教科書』をはじめ、自然科学に関する本も。
雷鳥社
Web site:http://www.raichosha.co.jp
Instagram:@raichosha
Twitter:@raichosha
Facebook:@雷鳥社
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あえて“空気を読まず”に、ヒトがやらないようなことを「やる」出版レーベル。「世界を面白くする」をミッションに掲げ、フィギュア制作・販売など多様な事業を展開するケンエレファントが2021年1月に立ち上げ、アート&カルチャーに特化した書籍を刊行しています。けっして時代の主流ではないモノ、コト、価値観を絵本や作品集、エッセイ、理論書など、“面白い”を価値基準にさまざまな形でリリースすることを目指しています。本を「出発点」に新たな「コト」が始まる、そんな出会いを紙博で体感してください。
◆ 3月の紙博で販売するものを一つだけ教えてください
絵本『くりさぶろう』
◆ 2022年に手にした紙ものの中で、一番心躍ったものは何ですか?
弊社で刊行した書籍になってしまいますが、トライバルタトゥー・アーティスト大島托さんの書籍『一滴の黒』です。カバー・表紙まわりをすべて「NTラシャ」の漆黒で構成し、ニスで柄を入れることで、光の反射で図柄が見えるようにデザインしました。実際のものを手にしたときに、絶妙な紙面のコントラストにとても興奮しました。
◆ 「紙博 in 東京」に向けて、意気込みを教えてください
2021年に立ち上げたばかりの出版レーベルなので、皆さんに知っていただけるようがんばります。
◆ 商品カタログ予習帳
「片手袋」「ドジっ子」「例の看板」――。『マニア豆本』は、ニッチでディープなマニアの世界を”豆本”に詰め込んで、カプセルトイにしました。ケンエレブックスが編集を担当した本シリーズは、”豆本”と言っても、中身はギッシリの大ボリューム。これを携えての街歩きがオススメです。
タジンポット、電鍋ブームの火付け役、旅する料理研究家・口尾麻美さんによる『旅するインテリア』は、“旅のかけら”がたくさん詰まった口尾さんのお部屋を彩る魅力的なアイテムの数々をオールカラーで掲載し、ハードカバーで写真集のようにして眺めていただけます。
もう行けない店、味わえない味、酔っぱらえないカウンター。100人の記憶と100軒の「二度と行けないあの店」について、640頁の大ボリュームと都築響一さんによる写真でお届けする追憶のグルメガイド『Neverland Dinner』。紙博では、幻の「101話目」を収録したリソグラフペーパーをお付けします。
リンゴとメガネ、ネコと車、サメと歯ブラシ――、全然ちがうものをくっつけてみたらどうなるかな? シニカルでジョークの効いた作風が国内外で人気の現代美術作家・加賀美健による初の絵本作品『くっつけてみよう』は、ユーモア溢れる絵と言葉で挑むナンセンス絵本の新境地。
人気イラストレーター・福田利之さん作/絵による絵本『くりさぶろう』は、可愛らしい栗の三兄弟と熊の親子との”命の交流”を、独特のフォルムとマチエールで描いた作品です。紙博では「くりさぶろう」のソフビフィギュアも販売します。
都築響一さんによる『Museum of Mom’s Art 探すのをやめたときに見つかるもの』は、軍手人形、リボン人形、折り紙手芸からチラシかごなど、可愛くて、懐かしくも新しい!? 「おかんアート」作品をオールカラーで350点以上収録。紙博では、著者直筆サイン本に、撮り下ろしチェキとポストカードをお付けして、限定数販売します。
都築響一さん編による追憶のグルメガイド『Neverland Dinner 二度と行けないあの店で』のスピンオフ。全国各地の個性的な書店と一緒に制作した「地元のネバダイ」ZINEシリーズです。一般流通していない商品なので、シリーズが一挙に揃う貴重な機会かも!
福田利之さん『くりさぶろう』に、アクリルキーホルダーが登場。イガをかぶったり脱いだりするくりさぶろうがカワイイです。
ケンエレブックス
Web site:https://kenelephant.co.jp/books/
Instagram:@kenele_books
Twitter:@kenele_books
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鎌倉の由比ガ浜にある出版社。「港の人」という名は、縁の深かった詩人・北村太郎さんの詩集『港の人』から名付けられ、1997年4月に創立しました。海岸から歩いて10分ほどの由比ガ浜通りに面した静かな場所で、数々の美しい詩の本やエッセイ、文芸書、鎌倉の本、そして日本語学や児童文化などの学術書を出版しています。本への愛情がひしひしと感じられる、丁寧につくれた本がそろうブースで、希望の一冊となるような、本との出会いを楽しんでください。
◆ 3月の紙博で販売するものを一つだけ教えてください
マーシャ・ブラウン(文と写真)谷川俊太郎(訳)『目であるく、かたちをきく、さわってみる』
◆ 2022年に手にした紙ものの中で、一番心躍ったものは何ですか?
友人からいただいたクリスマスカード。
◆ 「紙博 in 東京」に向けて、意気込みを教えてください
港の人は、鎌倉の海辺から少し歩いたところにある小さな出版社です。詩集、歌集、句集、エッセイなど文芸の本、人文書、アートの本を刊行しています。ことばとの思いがけない出合いを誘い、より深くことばを味わえる、そんな本づくりを目指しています。電子では味わえない、本の手ざわり、本のページをめくる楽しさや驚きを伝えられたらいいなあと思っています。
◆ 商品カタログ予習帳
酒を愛し、自由を愛した詩人、田村隆一。そして詩人が愛した鎌倉。鎌倉散策のお供に!
コケ、カビ、キノコなど胞子で増える生きものが登場する小説や詩を集めた『胞子文学名作選』。用紙や印刷にさまざまな工夫を凝らした、目と手触りで楽しむ本です。
人気絵本作家・ミロコマチコさんの元気の出るエッセイ集!
みずみずしい視線が光る写真。やさしく語りかける言葉。そして、詩人・谷川俊太郎の美しい日本語訳。
生きていくことの切なさをあたたかく包み込んで、希望のひかりとしての言葉を紡ぐ。詩人・片山令子のベストエッセイ集。
港の人
Web site:https://www.minatonohito.jp
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『GARDEN DIARY』は、手紙社を北島勲とともに立ち上げた渡辺洋子が、前職で携わっていたガーデン雑誌。その創刊編集長からバトンを受け継ぎつつ、手紙社らしさを詰め込み、全ページを新装して2022年10月に第1号を発行しました。庭で育てた花を切って部屋に飾る、使う。それは、ささやかだけど確かな幸せを感じる瞬間です。そんな庭との心地いい暮らしを叶え、肌で感じている先輩たちを訪ね、実例とノウハウを交えながら紹介しています。2023年3月13日に発売したばかりの第2号の特集は、「NO ROSE, NO LIFE.」。ぜひ手にとってご覧ください。
◆ 3月の紙博で販売するものを一つだけ教えてください
GARDEN DIARY
◆ 2022年に手にした紙ものの中で、一番心躍ったものは何ですか?
芝田美智子さんのボタニカルダイアリー(季節の植物を日常的に記録したノートのことです)
◆ 「紙博 in 東京」に向けて、意気込みを教えてください
初めまして。昨年秋に手紙社から新装刊した雑誌『GARDEN DIARY』です。紙博では、3月13日に発売する最新号をお持ちするとともに、ボタニカルをテーマにした紙雑貨や書籍、誌面でご紹介したキャンドルなど、さまざまなアイテムをご用意いたします。さらに、『GARDEN DIARY No.01』で取材させていただいた、ボタニカルアーティスト・芝田美智子さんによるワークショップも開催します! みなさまのご参加、心よりお待ちしております。
◆ 商品カタログ予習帳
GARDEN DIARY
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見る人をほっとあたたかな気持ちにしてくれる、やさしい絵を描くのは、絵本作家・イラストレーターの加藤潤子さん。インハウスのグラフィックデザイナーを経て、2002年よりイラストレーターとして活動をスタート。聖書物語を題材にした絵本を制作し、出版社に持ち込み、2007年7月にデビュー作『まいごのミーミ』(至光社)を出版。以来、“感じる世界の絵本づくり”を大切に、聖書物語の絵本を描いています。絵本出版『イースター あたらしいいのち』(2021年・いのちのことば社)や、至光社月刊保育絵本こどものせかい『みんなのレストラン』(2020年9月号)などがあります。
◆ 3月の紙博で販売するものを一つだけ教えてください
Shiori no street(栞のZINE)
◆ 2022年に手にした紙ものの中で、一番心躍ったものは何ですか?
クリマスカード&クリスマスの句
溝活版・横溝健志氏による活版印刷
東方の博士たち(天使たち?)のおしゃれなこと!活版印刷の多色刷りの業も素晴らしい。封筒付で切手も貼ってあった。日本では使えないだろう切手、そんなことは関係ない。赤ちゃんイエスさまとマリアさまも親しみやすくてかわいらしい!小さな心あたたまるクリスマスプレゼントでした。
◆ 「紙博 in 東京」に向けて、意気込みを教えてください
あそびに行く側として楽しんでいた紙博。今回は迎える側になり、嬉しいお仕事です。いつも一緒に行っていた友人も祝ってくれて、喜びを分かち合いました。 はじめての紙博に向けて、新作の栞のZINE「Shiori no street」を制作中です。手作りの栞たち7種を収めたZINEです。私の栞づくりは気分転換から始まりました。紙博という大舞台になろうとも「失敗してもいい」というスタンスはそのままに…1枚1枚、手を動かしながら作りたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
◆ 商品カタログ予習帳
ZINE:Shiori no Streetは、栞の型紙付き。リスぼん・立ってみたナマケモノ・泳ぐ・ファンタジーラクダ・よくのびるツタ・カーテン・もくもく、全7種。
ZINE:Shiori no Streetは、7種の栞を収めたZINE。栞はひとつひとつが手作りです。只今制作中。お楽しみに。
ZINE:イースターのたまごは、ペーパークラフトのイースターエッグが2つ入っています。イースターエッグはひとつひとつが手作りです。只今制作中。お楽しみに。
ラクダの栞の制作途中の写真
加藤潤子
Web site:https://www.katojunko.com
Instagram:@katojunko_
Twitter:@chickslb
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暮しの手帖社の前身である衣裳研究所は、戦後間もない1946年(昭和21年)に、東京・銀座で大橋鎭子さんと花森安治さんによって創業。1948年(昭和23年)には、健康をささえる「食」と家庭を守る「住」をとり入れ、『美しい暮しの手帖』(のちの『暮しの手帖』)を創刊し、その後、社名も暮しの手帖社に変更しました。経済成長とともに多くの物があふれる時代には、生活者の立場にたった商品テストを実施し、多くの読者から支持を得ました。創刊から半世紀以上、広告を一切載せることなく、読者に支えられて今日まで続いています。今回の紙博では、2023年の発刊75周年を記念して、紙博STAGEにて編集長・北川史織さんのトークライブを開催いたします!
◆ 3月の紙博で販売するものを一つだけ教えてください
暮しの手帖
◆ 2022年に手にした紙ものの中で、一番心躍ったものは何ですか?
二人の画家からいただいた直筆のはがき。年末年始号の表紙画を描いてくださった山口一郎さんと、今年の目次画を担っていただいているトラネコボンボンさんです。
◆ 「紙博 in 東京」に向けて、意気込みを教えてください
雑誌『暮しの手帖』は今年9月に創刊75周年を迎えます。 これまで出版活動を続けてこられましたのも、ひとえに読者の方々のおかげと感謝する次第です。 「紙博」では、『暮しの手帖』最新号のほか、別冊や書籍を多数取り揃えてお待ちしております。 是非この機会にお手に取っていただき、弊社の歴史も感じていただければと思っております。 当日はみなさまにお目にかかるのを楽しみにしています。
◆ 商品カタログ予習帳
今回の「紙博」では、暮しの手帖社のロングセラーである書籍も販売します。『おそうざい十二カ月』は、日本料理の達人といわれた小島信平さんを先生とする、いわば「おかずの学校」です。刊行から50年余り、今なお支持される不朽の名作料理本です。
初代編集長・花森安治が描いた『暮しの手帖』の表紙画を、より身近に楽しんでいただけるグリーティングカード。大切な方への贈り物に添えてはいかがでしょうか。
暮しの手帖社は、話題の書籍も多数出版しています。『みらいめがね』は、評論家としてラジオやテレビで活躍する荻上チキさんの文章を、人気絵本作家・ヨシタケシンスケさんのイラストで大胆に展開する一冊です。生きにくさをはじき飛ばす、新感覚エッセイ集。ブースにて販売中です。
どこか懐かしい雰囲気が漂うスケッチブック。表紙や中の用紙3枚に『暮しの手帖』初代編集長・花森安治のイラストをあしらいました。花森の線画カットは、塗り絵としても楽しめます
今年の9月に創刊75周年を迎える『暮しの手帖』。「紙博」では特別に、最新号である5世紀23号をひと足早く販売します。
手書きの文字の手紙は嬉しいもの。大切な人に手紙が書きたくなるような、『暮しの手帖』初代編集長・花森安治のイラスト入りレターセットです。ペンのすべりが良い上質な紙に、花森のさり気ない線画のイラストが上品です。
今回の「紙博」では、暮しの手帖社のロングセラーである書籍も販売します。『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』は、シャンソン歌手として活躍した石井好子さんのエッセイ集。1963年に単行本化し、同年「日本エッセイスト・クラブ賞」を受賞した名作です。
『暮しの手帖』初代編集長・花森安治のイラストをちりばめた一筆箋です。季節のご挨拶やお礼のときに、ちょっとしたひと言を添えるだけで、心が伝わります。
第54回造本装幀コンクール/文部科学大臣賞・日本書籍出版協会理事長賞を受賞した『花森安治選集1~3巻』です。『暮しの手帖』初代編集長・花森安治がとらえた市井の人々や戦後の日本の姿。二度戦争を起こさないために、今こそ読むべき矜持あふれる文章を数多く収録しています。
暮しの手帖社
Web site:https://www.kurashi-no-techo.co.jp/
Instagram:@kurashinotecho
Twitter:@kuratechoeigyou
Facebook:@暮しの手帖社
決済方法:現金のみ
水彩と色鉛筆を丁寧に塗り重ねて描かれる、素朴でやさしくちょぴり幻想的な雰囲気に思わず引き込まれてしまいます。1993年生まれ、東京在住のミズカミエリカさんは、多摩美術大学グラフィックデザイン学科の卒業制作で仕事を依頼されたのをきっかけに、イラストレーターとしての活動をスタート。現在は、雑誌などを中心に活動しています。見る人の心に寄り添うような、やわらかな雰囲気を大切に作品を制作するミズカミさん。小さな5人の子どもたちがいろいろなものを見つけて遊ぶ、絵本のようなZINEも手がけています。
◆ 3月の紙博で販売するものを一つだけ教えてください
ZINE
◆ 2022年に手にした紙ものの中で、一番心躍ったものは何ですか?
ZINE
◆ 「紙博 in 東京」に向けて、意気込みを教えてください
いつもお客さんとしてお邪魔していた手紙社さんのイベントに出展できるということで緊張もしていますがとても楽しみにしています。ZINEを中心にオリジナルのイラストグッズをたくさん準備しますのでよろしくお願いします!
◆ 商品カタログ予習帳
5人の子ども達がいろんなものを見つけていく絵本のようなZINEです。ページをめくりながら、子ども達と一緒に何が出てくるのか楽しんでください!
イラストレーター・ミズカミエリカのポートフォリオZINEです。画集のように、様々な作品をお楽しみいただけます。
いろんな柄のイラストレーションがまとめられたA4サイズのZINEです。植物のモチーフを中心に描かれた美しいページをお楽しみください。
ポストカードも飾ることができるカードスタンドは、小さな手が支える可愛らしいデザインです。
絵本のような世界観のミニマグネット。1つ1つ丁寧に描かれた月やお家がやさしい雰囲気です。
植物がモチーフになった総柄のラッピングペーパーです。贈り物をラッピングする際にはもちろん、A3サイズなのでブックカバーや封筒などにもお使いいただけます。
ミズカミエリカ
Web site:https://www.erika-mizukami.com/
Instagram:@erika_mizukami
Twitter:@mizukami_erika
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