中学時代からの友人だというあさとさんとナツノウミノコさん。旅好きというあさとさんの写真は、光の入り方が美しくノスタルジックな気持ちにさせます。夏と猫が好きなナツノウミノコさんのイラストは、やわらかくあたたかなタッチでありながら、どこか儚い空気をまとっています。モノや場所の持つ空気感、時間など、その一瞬を大切にしながら制作をしている二人の作品を眺めていると、きらきらと輝く中に切なさもある、夏の思い出が鮮やかによみがえるよう。今夏の思い出として、二人の作品を持ち帰ってみるのはいかがでしょうか?
◆「紙博 in 京都 vol.5」 で販売するものを教えてください!
『夏との距離感(summer and me)』という詩集のようなコラージュのような映像作品を、手に取れる「在る」ものとしていつでも見返せるよう、言葉と映像中のフレームを「本」というカタチで再編集したarchiveミニZINEです。
◆2024年の新作、もしくは「紙博 in 京都 vol.5」に向けて制作中の作品があれば教えてください!
「Travel / 01. Matsuyama / Teshima island」2年前の初夏に訪れた、松山と豊島のひとり旅の記録です。青い景色をぎゅっと詰め込み、短い言葉を添えました。青い糸のミシン綴じがポイントです!
◆ お越しくださるみなさまへメッセージをお願いいたします!
こんにちは! ナツノウミノコとあさとと申します。幼馴染の私たち。お互い環境は変わりながらも、表現することやモノづくりはずっと続けてきたなかで、今回紙博に参加できることとても嬉しくワクワクしております! 私たちは、モノや場所の持つ空気感、時間など、その一瞬を大切にしながら制作をしています。手にとっていただいた方に何か感じてもらえたら、そして「自分もなにかつくってみようかな」、そんなふうに思っていただけたら嬉しいです! 2人でお待ちしてます。
「Travel _ 01」ZINE。愛媛県松山市と香川県豊島を訪れた夏の日のことを一冊のZINEにまとめました。
「Travel _ 02」ZINE。広島県尾道市へ訪れた際の旅の記録。ショートフィルムをイメージし、その場の空気が伝わるよう心がけて作成しました。
ZINE「LUCKY」。やんちゃな子犬の1日を題材に絵本を作りました。ページの一部にはワンコのイタズラが仕掛けられています。ぜひ会場にて!
ZINE「麦わら帽子の似合うきみ」。きみと一夏の記憶。
日本の伝統的な線香花火の魅力を知って楽しく遊ぶためのバラタイプの手引書ZINEです。
ZINE「夏との距離感」。今、夏とすれ違った気がした。
あさととナツノウミノコ
あさと Instagram:@ast__310
ナツノウミノコ Instagram:@natsuga_kuru
決済方法:現金
ASIAN_FOOD_DESIGNはグラフィックデザイナー兼イラストレーターの増喜尊子さんが始めたプロジェクト。1か月アジア旅行をした時の食事を綴ったZINEや、香港の食文化を紹介する絵本のZINE、Instagramで見つけた「食べたい!」と思うのアジア料理を紹介したZINEなど、アジアの食にまつわる作品をリソグラフで制作し、アートブックフェアなどに参加しています。手描きのイラストは味があって、まるで自分も現地を旅しているような気持ちになりますよ。
◆「紙博 in 京都 vol.5」 で販売するものを教えてください!
ASIAN FOOD TRAVEL
◆2024年の新作、もしくは「紙博 in 京都 vol.5」に向けて制作中の作品があれば教えてください!
ZINE.FOOD&DRINK SINGAPORE A4 アートプリント 各種
◆ お越しくださるみなさまへメッセージをお願いいたします!
初めまして! 紙博初出展の「ASIAN_FOOD_DESIGN」です。ASIAN_FOOD_DESIGNではアジアのさまざまな食をイラストで表現し、アジアの食の楽しさ、豊かさ、素晴らしさを世界の人々に伝えます。Zineやポスター、アートプリント、ポストカードなど、さまざまなリソグラフによる紙製品を販売いたします。
アジアンランチボックスはお箸のついた弁当箱に5冊のミニZINEが入っています。アジア各国の美味しそうな料理を線画で描きました。
アジアンフードトラベルは家族で1ヶ月アジアを旅した時の食の記録を本にしたものです。国際的な料理本の賞も受賞しました。
フードアンドドリンク香港はシンガポールのフードライターと一緒に作った大人も子供も楽しめる香港料理を紹介するZINEです。
OSAKAtoTOKYOは2年前大阪から東京に引っ越しした2日間の様子をイラストにして、ミニZINEに。友人へ引越しハガキとして郵送しました。
アジアの色々な食べ物をモチーフにしたリソグラフのポストカードです。
アジアの色々な食べ物をアクリル絵の具で描き、それをリソグラフでA4印刷をしました。色々な種類がありますよ!
ASIAN_FOOD_DESIGN
Instagram:@asian_food_design
決済方法:現金, クレジットカード, Pay Pay
女子美術短期大学卒業後、インハウスのグラフィックデザイナーを経て、絵本作家としての活動を始めた加藤潤子さん。読むたびに新しい感動があるという、聖書を題材にした話をメインに描いています。7つの栞のお店が並ぶ商店街をイメージしたジャバラ状のZINE「Shire no street」や、幼い頃に使ったであろう「しゅっせきカード&シール」など、見る人の心にポッと明かりを灯してくれるような作風にきっと惹かれるはずです。
*ラブレターポスト設置出展者*
◆「紙博 in 京都 vol.5」 で販売するものを教えてください!
栞のZINE『Shiro no Street』
◆2024年の新作、もしくは「紙博 in 京都 vol.5」に向けて制作中の作品があれば教えてください!
新作のZINE『Shiori no Boat(ふね)』では、栞たちを1組ずつふねに乗せて、みなさまへお届けします! ふねは和紙糸で綴じ手製本で仕上げます。テキストは全てタイプライターを使用して、1冊1冊作ってゆきます。
◆どんなラブレターポストを設置しますか?
ラブレターポストの詳細はこちら !
◆ お越しくださるみなさまへメッセージをお願いいたします!
うちにある材料を使うことを基本ルールとして、栞を作っています。どうしても捨てられずに奥の方に仕舞っておいた小さな紙切れや欠片たちを集めて、一つひとつ手を動かしながら仕上げてゆく過程には、ちょっとした達成感と喜びがあります。「紙博 in 京都 vol.5」へ向けて、新作のZINE「Shiori no Boat(ふね)」を作ってゆきます。栞たちをふねに乗せて、みなさまへお届けします! 栞作りのお試し用に栞の型紙付きです。絵本、手製本、シール(しゅっせきカード)、シーグラス作品なども出品します。
「新作・Shiori no Boat」栞のZINE。ふねの型をイメージした手製本。栞たちがふねに乗って旅に出ます。
「Shiori no Boat」テキストは表紙から奥付まで全てタイプライター。和紙糸で綴じています。無地のページ付き。
「Shiori no Boat」ふねの中には、栞がそれぞれ1組ずつ入っています(全6種の予定)。
「Shiori no Street」栞のZINE。ジャバラ本仕立て。広げて置けば、栞の商店街が開店します。
「Shiori no Street」7つの栞が収められています。栞はひとつひとつ手作りです。栞の型紙付き。
「PiECE」絵を直線で描き、切り分けた紙の欠片をパズルのようにはめ込んていった作品。
栞とえほん 加藤潤子
Instagram:@katojunko_
決済方法:現金, Pay Pay
「本屋さんでたまたま手にした一冊が、いつか、その人にとっての特別な一冊になる」。そんな本造りを目指すナナロク社は2008年設立の出版社です。東京・旗の台という小さな町で、詩集や歌集に写真集、アートブック、エッセイ、マンガと、様々なジャンルを取り扱っており、そのどれもが「詩心」をたっぷりと詰め込んだ本ばかりです。その代表作には、谷川俊太郎の詩集や、2011年にベストセラーとなり注目を集めた川島小鳥の写真集『未来ちゃん』があります。
*ラブレターポスト設置出展者*
◆「紙博 in 京都 vol.5」 で販売するものを教えてください!
谷川俊太郎 詩集『あたしとあなた』。
◆2024年の新作、もしくは「紙博 in 京都 vol.5」に向けて制作中の作品があれば教えてください!
近藤聡乃 エッセイと絵の小さな作品集『一年前の猫』。
◆ お越しくださるみなさまへメッセージをお願いいたします!
詩歌を中心とした造本による書籍を刊行する出版社です。
岡野大嗣『音楽』。自分だけの名曲にふれる高揚感に満ちた歌集。「継ぎ表紙」による美しい造本と繊細な装画。
木下龍也『オールアラウンドユー』。表紙には墨田織という布を貼り、5色のバリエーションを用意。人気の歌集。
西崎憲『本の幽霊』。この美しい装丁は、フランスのとある古書に画家が虫を描いた作品が表紙になっています。6編の短篇集。
谷川俊太郎『あたしとあなた』。この本だけの特別な紙づくりから始まった、工芸品のような一冊。金、青、白の3種の箔押し。
谷川俊太郎『バウムクーヘン』。表紙はディック・ブルーナによる花の絵。本文はすべて平仮名、本の角も丸く加工したやわらかな一冊。
詩と造本のナナロク社
Instagram:@nanarokusha_publisher
決済方法:現金, クレジットカード, 交通系IC, Pay Pay
東京の都立大学駅近くの小さな絵本店・ニジノ絵本屋。2011年にオープンするも、思うように絵本の仕入れができなかったことから「それなら、自分たちで作ってしまおう!」と出版も手がけるようになり、今では海外で高名な賞を受賞するなど出版社としてもその頭角を現しています。国内外で絵本にまつわるパフォーマンスを開催しており、「サマーソニック」で絵本ライブを行なったことも。選りすぐりの絵本があなたとの出会いを心待ちにしていますよ。
◆「紙博 in 京都 vol.5」 で販売するものを教えてください!
絵本「夜のおたんじょう会へ」今年、ボローニャチルドレンズブックフェアにてアメイジングブックシェルフ100冊の1作として選んでいただきました。繊細でやさしい絵とお話に引き込まれます。この絵本の絵柄から生まれたマスキングテープも持っていきますよ。
◆2024年の新作、もしくは「紙博 in 京都 vol.5」に向けて制作中の作品があれば教えてください!
東京でも実施している”紙ものバイキング”やマスキングテープなど、絵本作家さんのイラストから作ったぜいたくな紙ものグッズを今回も準備しています♪
◆ お越しくださるみなさまへメッセージをお願いいたします!
東京都・目黒にある小さな絵本専門店「ニジノ絵本屋」です。2011年にオープンし、書店の他、自社レーベルを含む絵本の企画編集や出版をしたり、仲間のアーティストと共に音楽を交えた絵本ライブを手がけています。今回、初めて東京以外の土地での「紙博」に出展します! 関西のみなさんに会えることを楽しみにしています。絵本から生まれたペーパーアイテムや、絵本作家さんと一緒に作った商品をたくさん持っていきますよ。
思わず手を伸ばして食べたくなる絵本です!
メニューブックのようなサイズ感に注目!
透かし絵で描かれた繊細な絵に心癒されます。
コーヒーとセットで大切なあの人へギフトに….…。
北澤平祐さんとつくった-何回も読みたくなる絵本
ニジノ絵本屋
Instagram:@nijinoehonya
決済方法:現金, クレジットカード, QUICPay
ビーナイスは、2009年4月に設立の小さな出版社。現在では自社制作以外のリトルプレスやZINEも取り扱っています。2018年には絵本『くままでのおさらい』が、ドイツ・ライプチヒ「世界で最も美しい本コンクール」で銀賞を受賞。本革手縫いの「ブックバッグ」や「豆本工作キット」など本にまつわる雑貨も手がけています。本づくり協会理事も務める店主による、珠玉の本の数々と、出会いを楽しんでみましょう。
◆「紙博 in 京都 vol.5」 で販売するものを教えてください!
豆本工作キット
◆2024年の新作、もしくは「紙博 in 京都 vol.5」に向けて制作中の作品があれば教えてください!
2024年3月7刷・井上奈奈『くままでのおさらい』美篶堂手製本特装版
◆ お越しくださるみなさまへメッセージをお願いいたします!
京都での紙博は、初出展になります。世界で最も美しい本コンクール受賞の井上奈奈さんの絵本『くままでのおさらい』や安達茉莉子さんのイラスト詩集など、出版社ビーナイスの自社刊行物に加えて、本づくり協会会報誌ビーナイス特集号、豆本工作キット・ビーナイスコレクションを販売。また「本屋さん」として、紙にこだわりのある、書店ではあまり並んでいなこだわりのリトルプレス各種も多数並べます。ビーナイスの本屋さんにどうぞお立ち寄りください!
井上奈奈『くままでのおさらい(2024年3月7刷)』美篶堂手製本特装版。2018年ドイツで“世界で最も美しい本コンクール”銀賞を受賞。
「豆本工作キットmamenowa」。ビーナイスの刊行書籍を、手のひらサイズのハードカバー豆本として作れるキットです。
安達茉莉子イラスト詩集『消えそうな光を抱えて歩き続ける人へ(2023年12月4刷)』。心にそっと明かりを灯してくれる言葉が響きます。
本づくり協会の会報誌。ほしおさなえさんのビーナイスインタビュー掲載号。
浅草フルーツパーラーゴトー・フルーツパフェの本。樋上公実子描き下ろしポストカードブックや、ゴトー溺愛誌『パフェ沼』。
書体からつくった手製本・活版印刷の谷川俊太郎詩集『私たちの文字』とその制作過程『本をつくる』函入りセット。
ビーナイスの本屋さん
Instagram:@benice_books
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鎌倉の由比ガ浜通りに面した静かな場所で書物作りに向き合う出版社・港の人。1997年4月の創立以降、数々の美しい詩の本やエッセイ、文芸書、鎌倉を題材にしたもの、そして日本語学や児童文化などの学術書を出版してきました。「港の人」という店名は、縁の深かった詩人・北村太郎さんの詩集『港の人』に由来しているのだとか。本への愛情がひしひしと感じられる、丁寧に作られた本が揃うブースで、あなたの希望の一冊となるような、本との出会いを楽しんでください。
◆「紙博 in 京都 vol.5」 で販売するものを教えてください!
いしいしんじ著『うつわ小説 からっぽの光』
◆2024年の新作、もしくは「紙博 in 京都 vol.5」に向けて制作中の作品があれば教えてください!
佐野洋子著『女の一生』
◆ お越しくださるみなさまへメッセージをお願いいたします!
「港の人」は鎌倉の出版社です。由比ガ浜海岸近くの事務所で本をつくっています。詩集、歌集、句集を中心に、エッセイ、美術、ノンフィクションなどを出版しています。どんなジャンルであっても、そこに「詩」がある美しい本をつくっていきたいと願っています。宮沢賢治さん、ミロコマチコさん、マーシャ・ブラウンさん、片山令子さん、石田千さんの本もあります。プレゼントにも喜ばれる、港の人の本を手に取ってご覧ください。
ホロホロチョウのよる
目であるく、かたちをきく、さわってみる
惑星
ぼくの鎌倉散歩
港の人
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