文筆家・甲斐みのり「お菓子の包み紙で楽しむ『朝おやつ』」[23日]10:00-11:00

トークライブ

◆ こんなことをお話しします!
文筆家・甲斐みのりさんが、長年にわたり蒐集してきた包み紙を紹介しながら、デザインや背景についてお話しします。今回は、10月頭に刊行予定のエッセイ『朝おやつ』に関連するエピソードも交えつつ、楽しい「パッケージトーク」を繰り広げてくれますよ! そして、ステージに集まってくれるみなさんからの自慢のおやつパッケージや思い入れのある包み紙の見せ合いっこも計画! ぜひ「これ見せたい!」というお菓子のパッケージを手にご参加くださいね。

◆ ご来場いただくみなさまへのメッセージ
長年温めていたテーマを綴った新刊『朝おやつ』が、10月1日に発売となります。紙博では、本の中で紹介する、甘くて愛らしいおやつとともに、包み紙、箱、缶など、お菓子のパッケージにまつわるお話をあれこれと。もしよろしければ、みなさんの“推し”おやつパッケージも持参いただき、見せ合いっこできたらと思うので、ぜひぜひお願いいたします!

それから発売日よりひと足早く、紙博では『朝おやつ』を先行販売いたします。秋の夜長の読書の仲間に、食欲の秋に寄り添う本として朝おやつトークも本も、お楽しみいただければ嬉しいです!

◆ 出演者プロフィール
甲斐みのり(かいみのり)
文筆家。静岡県生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。旅、散歩、お菓子、地元パン、手みやげ、クラシックホテルや建築、雑貨や暮らしなどを主な題材に、書籍や雑誌に執筆。食・店・風景・人、その土地ならではの魅力を再発見するのが得意。地方自治体の観光案内パンフレットの制作や、講演活動もおこなう。『アイスの旅』(グラフィック社)、『歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ』(エクスナレッジ)、2023年4月には『地元パン手帖』(グラフィック社)を増補改定した『日本全国 地元パン』を刊行するなど著書多数。10月に『たべるたのしみ』『くらすたのしみ』に続く随筆集『朝おやつ』(ミルブックス)が刊行予定。

日時 2023年9月23日(日)10:00〜11:00
場所 「紙博 in 東京 vol.7」6Fステージ

上ヶ島オサム×津田淳子(グラフィック社)「スライドトーク:私のとっておき封緘紙自慢」[23日]11:30-12:30

トークライブ

◆ こんなことをお話しします!
封緘紙(ふうかんし)とは、大正から昭和にかけて紙袋や包装紙を留めるために使われていた紙製シールのこと。店や業種ごとの多彩なデザインで買い物を彩ってきた封緘紙は、セロハンテープの普及や包装の変化によって姿を消していきました。しかし今、そのレトロでかわいいデザインにふたたび注目が集まっています。本イベントでは今年8月にグラフィック社から『レトロ包装シール・コレクション:大正・昭和の封緘紙・レッテルデザイン』を上梓した上ヶ島オサムさんと、封緘紙好きという点では人後に落ちない『デザインのひきだし』編集長、津田淳子さんがそれぞれ自慢の逸品を持ち寄り、封緘紙の楽しさや面白さを語り尽くします。どんなユニークな封緘紙が飛び出してくるのか、ご期待ください。

◆ ご来場いただくみなさまへのメッセージ
封緘紙の面白さを感じていただければと思います。(上ヶ島)
封緘紙のデザインも好きですが、印刷加工の独特さにも首ったけです!(津田)
封緘紙への愛にかけては右に並ぶ者のない二人が顔を合わせる貴重な機会に大変興奮しています。(室賀)

◆ 出演者プロフィール
上ヶ島オサム(かみがしま・おさむ)
1957年、北海道生まれ。小学生の頃からマッチラベルの収集を始め、現在では戦前のラベルを中心に紙物全般を収集。また、故郷北海道に関するラベルや絵葉書も収集している。著書に『レトロ包装シール・コレクション:大正・昭和の封緘紙・レッテルデザイン』(グラフィック社、2023年)『さっぽろ燐寸ラベルグラフィティー』(亜璃西社、2021年)、『絵はがきのなかの札幌:明治から戦後まで』(北海道新聞社、2020年)がある。

津田淳子(つだ・じゅんこ)
『デザインのひきだし』編集長。1974年神奈川県生まれ。編集プロダクション、出版社を経て、2005年にグラフィック社入社。2007年『デザインのひきだし』を創刊。毎号発売するとすぐに完売してしまう雑誌に。紙、デザイン、印刷・加工に傾倒し、さまざまな切り口で挑戦し続けている。

進行:室賀清徳(むろが・きよのり)
1975年新潟県生まれ。グラフィックデザインやタイポグラフィなどに関連する企画の編集、評論、翻訳、教育活動にかかわっている。『The Graphic Deisgn Review』(JAGDA)編集長。武蔵野美術大学、東京藝術大学非常勤講師。前『アイデア』編集長(1999年〜2018年)。

日時 2023年9月23日(土・祝)11:30〜12:30
場所 「紙博 in 東京 vol.7」6Fステージ

レタリング作家・bechori「bechoriのハンドレタリング ライブドローイング」[23日]13:00-14:00

トークライブ

◆ こんなことをお話しします!
bechoriさん本人が、様々な画材を使っていろいろな文字をその場でドローイングしてくれます! 当日書くフレーズは、なんと皆さんからのリクエストにその場でお応え(お名前やアカウント名、屋号はお控えください)! 書きながら、完成にいたるまでのプロセスやどんなことに気をつけているかなど、普段文字を書く際に意識していることもお話しします。bechoriさんにとっても今回が初めてのライブドローイングだそう。この貴重な機会をぜひお見逃しなく! 

◆ ご来場いただくみなさまへのメッセージ
みなさんと深い紙のお話ができるのが今から楽しみです。質問も大歓迎ですのでたくさんお話しましょう!

◆ 出演者プロフィール
bechori(ベチョリ)
1977年神奈川県生まれ。2016年から独学でレタリング・カリグラフィーを学ぶ。2019年よりフリーランスとして本格的に活動を開始。企業・メーカーの筆記具のデモンストレーション、題字や作例提供をはじめ、全国の文具店やイベントを回りレタリング・カリグラフィーのワークショップも開催。SNSの投稿やLive配信、オンラインレッスンなどの発信を通じて手書きの楽しさを伝える活動を日々行っている。著書に『まいにち使えるハンドレタリング』(KADOKAWA)、『bechoriのカラフルハンドレタリング』(メイツ出版)。

日時 2023年9月23日(土・祝)13:00〜14:00
場所 「紙博 in 東京 vol.7」6Fステージ

収集百貨「雑がみサンデーモーニング」[24日]10:00-11:00

トークライブ

◆ こんなことをお話しします!
モノを捨てられない & 溜めちゃう“溜めっこどうぶつ”の4人でスタートしたコレクションZINE「収集百貨」は、年に一度というスローペースの刊行で2023年の春に3冊目の発行を迎えました。『収集百貨』、『雑がみ手帖』の制作秘話やメンバーの紙ものの収集トークを、日曜の朝一にお届けします。

◆ ご来場いただくみなさまへのメッセージ
“SDGs=すごく・断捨離 ・ぎらい” なわたしたち。シンプルな生活スタイル「断捨離」や「ミニマルライフ」が持てはやされる今、モノを集めちゃうし、溜めちゃうし、捨てられない! そんな溜めっこな人達にぜひぜひお聞きいただけたら嬉しいです!

◆ 出演者プロフィール
BOCO(Photographer)
フォトグラファー。写真家・設楽茂雄に師事したのち、2006年に独立。書籍、雑誌、WEBの撮影など、幅広い活躍をしている。コームやプラ雑貨をコレクションしており「愛してはいけないモノを愛してしまった……」と、これから消えていくプラスチックへの悲哀を感じている。でも可愛いから捨てないで、できるだけ長く大切にする気持ちは消えないみたい。
集めているもの:おみやげ、ファーストフード、コーム、観光絵葉書など

Udagawa kazumi(planner)
ゆる文字プランナー、雑貨デザイナー、窓付き封筒コレクター。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科を卒業したのち、雑貨メーカー企画室勤務を経て、現在は雑貨・文房具の商品企画や、デザインや書籍での手づくり雑貨の提案、ワークショップの開催も行っている。2023年6月には『ガラスペンでゆる文字』(誠文堂新光社)を刊行。
集めているもの:封筒の裏

Magster(マグネットコレクター)
マグネットコレクター。1980年代に、輸入雑貨好きの祖母宅の台所の冷蔵庫に飾られていた本物そっくりの野菜のマグネットに憧れを抱く。1995年に友人からミニチュアマグネットをプレゼントされ、本格的なキッチンマグネット・雑貨マグネット収集に火がつく。『収集百貨』では、色分けできずページ載せられなかった大量のマグネットたちに囲まれて、周囲に強い磁場が発生しているそう。
集めているもの:マグネット、そっくり缶、極端に大きい or 小さいモノ

Matsuko(Designer)
デザイナー。雑がみ、缶、“はたらくかん”に目がない。缶にはできる限り働いてもらっているけれども、最近はもっぱら空気を保管しているそう。『収集百貨』や、そのリトルプレスである別冊『雑がみ手帖』では、そんな缶や雑がみへの愛を思う存分に味わえる。
集めているもの:空き缶、海外の伝票、旅行先で拾って来た紙もの、アンティークトミカ

日時 2023年9月24日(日)10:00〜11:00
場所 「紙博 in 東京 vol.7」6Fステージ

イラストレーター・ニシダシンヤ「たのしい絵封筒の世界」[24日]11:30-12:30

トークライブ

◆ こんなことをお話しします!
絵封筒(えふうとう)とは、封筒に絵を描き、相手に届けるたのしいメッセージの送り方です。ニシダシンヤさんが今までに送った絵封筒や自分だけの“ここは外せない”ポイントなどをご紹介いたします。また、これから絵封筒を始めてみたい方のために、切手の選びかたやアイデアの出しかたのコツ、気をつけることなどをお話しいたします。

◆ ご来場いただくみなさまへのメッセージ
絵封筒はたったひとりの誰かを喜ばせるために描くものですが、相手のことを想いながら切手を選んだり絵を描いてるひとときはなかなか楽しいものです。ぼくも絵封筒を頂いたことがあるのですが、郵便受けの中にかわいい絵封筒を見つけたとき、とてもうれしい気持ちになりました。そんな絵封筒の楽しさを皆さまに少しでもお伝えできたらいいなと思っています。

◆ 出演者プロフィール
ニシダシンヤ
イラストレーター。香川県生まれ。2009年ごろから請求書を絵封筒で送るようになる。NHKカルチャー高松教室にて「絵封筒をつくろう」の講師をしている。著書「切手であそぶ絵封筒」。

日時 2023年9月24日(日)11:30〜12:30
場所 「紙博 in 東京 vol.7」6Fステージ

モダンカリグラフィー作家・宮地恵美「シーリングスタンプを使ったギフトアレンジ」[24日]13:00-14:00

トークライブ

◆ こんなことをお話しします!
溶かしたワックスを垂らし、スタンプを押す。

元々はヨーロッパの貴族たちが“封緘”として使っていたシーリングスタンプ。いまや私たちにも身近なアイテムとなりましたが、手軽に楽しめるのに奥の深いシーリングスタンプに魅了されている人たちがいます。カリグラファーの宮地恵美さんもそのひとり。

今回のトークライブでは、シーリングスタンプの基本の使い方から宮地さんの普段の愛用方法、さらにギフトラッピングにあしらうアレンジまで、デモンストレーションを交えながらシーリングスタンプの魅力をたっぷりとご紹介します。いま愛用している方も、眠っているスタンプをお持ちの方も、さらに楽しさが広がるきっかけになりますように。

◆ ご来場いただくみなさまへのメッセージ
紙もの好きのみなさんが集う紙博にお声がけいただき、今からドキドキワクワクしています。私も紙ものを愛するひとりとして、紙博の一ファンとして、会場の熱気に包まれながらお話しさせていただけるのを楽しみにしています。

シーリングスタンプは“封緘”に限らず、今では私にとって贈り物を包むときにも欠かせない存在です。当日は、シーリングスタンプの実際のアレンジもお持ちしますので、ぜひお立ち寄りいただけましたら嬉しいです。

◆ 出演者プロフィール
ATELIER EMY・宮地恵美
カリグラフィー作家であり、ギフトデザイナー。名古屋市在住。“暮らしを楽しむカリグラフィー”をコンセプトに、モダンカリグラフィーやラッピングのレッスン、ワークショップを開催するほか、カリグラフィー筆耕やギフトデザインを手がける。2018年頃から、シーリングスタンプを使ったさまざまなアレンジやギフトデザインを提案。暮らしの中で活かせる手仕事のアイデアや、ひと手間を添えたギフト・スタイルをInstagramで発信している。今年2月には監修を担当した書籍『シーリングスタンプの楽しみ方』(翔泳社)が発売。今年の秋に創刊予定の手紙社の新雑誌『LETTERS』にて、シーリングスタンプ特集を監修している。

日時 2023年9月24日(日)13:00〜14:00
場所 「紙博 in 東京 vol.7」6Fステージ

創作ユニット・Mokuji「Mokujiのいままでと、これから」[24日]14:30-15:30

トークライブ

◆ こんなことをお話しします!
デザイナーから飲食店経営、創作ユニットへ。様々な経験を積んだからこそ生まれたMokujiの作品について、
いろいろな角度からお話ししてくれます。デザイン、イラストレーション、立体作品について、普段どのように制作に励んでいるのか、好きなものや影響を受けたものなども絡めてくれますよ。また、今回手がけてくれた紙博のメインビジュアルについてや、今後取り組みたいことなども!

◆ ご来場いただくみなさまへのメッセージ
Mokujiのデザイン・イラストレーションを担当している上郷(うえごう)です。紙博という素晴らしい会場にて、皆様にお会いできるのをとても楽しみにしています!

◆ 出演者プロフィール
Mokuji・上郷絵美(うえごう・えみ)
デザイナー/イラストレーター。デザイン会社数社にてデザイナーとして勤務した後、書店員(文具・雑貨担当)を経て、2015年11月にMokuji(飲食と雑貨のお店)をオープン。店舗営業の傍ら、オリジナルグッズの制作や店内イベントの企画・運営を行う。実店舗閉店後はグラフィックデザイナー、イラストレーターとしての活動に加え、自身のイラストによるグッズの制作を続ける。

日時 2023年9月24日(日)14:30〜15:30
場所 「紙博 in 東京 vol.7」6Fステージ