2018.07.06
「紙博の見どころまとめ・その4」見て、触れて楽しい活版印刷の世界
版にインキを付け、紙に押し当ててインキを転写させる活版印刷。転写するときに圧の強弱をコントロールすることで、凸凹とした手触りを生み出しています。たった1枚の紙からでも、重厚な印刷機械の力強さと、活版独自のぬくもりが伝わってくるはずです。オフセット印刷にはない味わいを、その目と指先とで味わってみてくださいね。
AUI-AŌ Design
お米の粒の立体感を活版印刷の力で表現。一粒ずつ味わうように撫でてみましょう。
PRIMART
印刷する紙の種類によって、違った表情を見せる活版印刷。柔らかい手触りのクッション紙、淡いグリーンが映えるデザイン、優雅なレタリングの組み合わせが美しいバースデーカードです。
Tokyo Pear
ドイツ製の古い活版印刷機から生まれる、オリジナル図案のカードやタグたち。「Tokyo Pear」はインクの調合から自身で手がけ、愛らしいモチーフを表現しています。
啓文社印刷
お好みの革表紙と中の用紙を選ぶことができるオーダーメイド品。用紙の紙は、1枚ずつ異なるものを組み合わせることもできます。それぞれの書き心地を楽しんでみてはいかがでしょう。
九ポ堂
流れ星の一瞬の輝きをとじこめたランプが、ずらりと並ぶポストカード。ランプの中で光を放つ星は、きらきらと美しい箔押し加工。
緑青社(つるぎ堂+knoten)
蓋と本体で、お好みの色の組み合わせを選べる小箱。蓋に活版で刻印されたさりげないメッセージと、小箱の中に潜んでいるイラストもお見逃しなく。