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【トーク】啓文社印刷「記憶に残る印刷物の作り方」

神戸に拠点を構える印刷会社・啓文社印刷。長年培ってきた知識や技術に、持ち前の遊び心や好奇心を存分に加え、さまざまな表現方法を提案しています。今回は代表の安達真一さんをお招きし、活版印刷のいろはを教えていただきます。特有のへこみとインキのかすれが、他にはない味わいを感じさせる活版印刷。その制作の背景に迫ります。

安達真一
啓文社印刷工業・代表。港町神戸で活版印刷・オフセット印刷などさまざまな表現方法を提案。ワークショップやイベント開催、オンラインショップでの販売を通し、活版の良さを伝え、ライフスタイルに活版を取り入れるシーン作りを目指している。

日程:2017年12月24日(日)
時間:11:00〜11:45
会場:「紙博 in 京都」会場内ステージ

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【トーク】和紙田大學「和紙田大學の誕生秘話と思わず半笑いしちゃう商品のつくりかた。」

大阪の天王寺で創業して70年になる、和紙の問屋が立ち上げたブランド「和紙田大學」。伝統的な和紙という素材にゆるいデザインを掛け合わせた商品は、お堅い和紙のイメージにギャップをもたらし、その魅力を伝え続けてきました。今回は和紙田大學の学長・大上博行さんに、基本的な和紙に関する知識や、和紙田大學のユニークな商品開発の裏側を紹介していただきます。

大上博行
1986年、大阪で和紙屋の4代目として大きな期待を背負って長男として生まれる。会社では主に商品企画と営業を担当。業界の中では比較的若く、一般の方からの目線を大事に、より価値のある商品づくりに取り組む。2016年より、京都造形大学の非常勤講師も務める。

日程:2017年12月23日(土・祝)
時間:12:30〜13:15
会場:「紙博 in 京都」会場内ステージ

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【トーク】BOX&NEEDLE × & PAPERS「文化をつむぐ紙 想いをとどける箱」

紙は、国ごとに印刷の方法も紙の素材もインクもそれぞれに違い、紙の柄にはその土地の文化がつまっています。世界中をめぐり、それぞれの紙ごとに実際につくっている人たちと出会った感動がありました。時には、廃盤宣告を受け、その柄がなくなってしまう悲しみに何度も心を痛ませてきました。

世界一の数の柄の紙のストックから、世界の紙をとりまく状況と紙の柄のストーリーや現場での紙の作られ方をたくさんの映像や写真でご覧いただけます。また、貼り箱の作り方を紹介しながら、紙に一番適した天然の糊(のり)ニカワのその驚くべき機能と可能性をお話します。

大西景子
「BOX&NEEDLE」代表/ラーニングデザイナー
京都生まれ。“まなび”をテーマにしたワークショップ研究開発や企業ブランディングを行う傍ら、家業のマルシゲ紙器のブランディングを行い、捨てられない箱をつくるため世界初の箱の専門店「BOX&NEEDLE」をオープン。和紙職人とオリジナルペーパーを開発し、独自の製法で箱製品を展開する。また、世界17ヶ国をめぐり紙を買い付けと世界中のクリエイターとコラボレーションで紙を制作をする。箱作りワークショップは1万5千人以上が参加。世界各地でワークショップを行なっている。

著書
BOX & YOU 箱をたのしむ本』(ビー・エヌ・エヌ新社)
切る貼るつくる箱の本 ~BOX&NEEDLEの工夫を楽しむ箱づくり~』(マイナビ)

大西脩平
「& PAPERS」代表
京都生まれ。和菓子、扇子、陶器、京都の文化を包むための箱を100年間つくり続けてきた貼り箱工房のマルシゲ紙器4代目。前職は、衣料品、飲食店26店舗の統括マネージメントと経理を行う。これまで注目されてこなかった伝統工芸であるニカワをつかった貼り箱の認知度を広め、身近に感じてもらうため、ショールームとしてのカフェやいつでもものづくりができるワークショップスペースを展開し、伝統工芸を次世代につなぐ活動を行なっている。伝統工芸業界の人不足の中、BOX&NEEDLEのスタッフの平均年齢は30才、若い職人を育成に力をそそぐ。

日程:2017年12月24日(日)
時間:12:00〜12:45:トーク
12:45〜13:45:ワークショップ
※ワークショップの詳細はこちらをご覧ください
会場:「紙博 in 京都」会場内ステージ

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【トーク】表現社 cozyca products「紙もの雑貨の作り方」

伝統と革新の街、京都で培われた技術と感性を活かし、様々な和文具を作ってきた表現社。そんな老舗文房具メーカーが、イラストレーターなどとコラボレーションして生まれた雑貨のブランドが、cozyca productsです。注目のクリエイターたちとタッグを組み、カラフルで楽しい紙雑貨や生活雑貨を次々と生み出しています。最近ではあらゆる雑貨店で見かけるようになったcozyca productsの商品。今回は、その仕掛人である表現社企画室・アートディレクターの高倉英俊さんをお招きし、cozyca productsの企画や制作の裏側、最近の雑貨制作の動向などについてお話しいただきます。

高倉英俊
1970年生まれ。2010年3月に株式会社表現社に入社。2013年春に、社内ブランド「cozyca products」を立ち上げ、製品の発売を開始する。2016年、表現社・アートディレクターに就任。cozyca productsアイテムの企画、デザイン、制作といったすべての行程を担当している。

日程:2017年12月23日(土・祝)
時間:14:00〜14:45
会場:「紙博 in 京都」会場内ステージ

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【ライブ】ビューティフルハミングバード

日時:12月23日(土・祝)15:30〜16:15
12月24日(日)14:30〜15:15
場所:「紙博 in 京都」会場内ステージ

【ビューティフルハミングバードさんから、お越しくださるみなさまへメッセージ】
いちねんをしめくくる、素敵な催し。誰かへの、もしくは自分への冬の贈りものですか? それともいい年を迎えるための準備かな?
もの作りの息吹に触れて、心を温め、楽しみましょう。あ、私たちの演奏も、聞きにきてね! クリスマスの歌も歌おうかなあ。

【アーティスト情報】
小池光子、田畑伸明(タバティ)による音楽ユニット。のびやかさやあたたかさ、透明さや力強さを合わせ持った声と、しなやかなアコースティックギターの音色が独自の世界を作りだしている。オリジナル曲のほか、童謡や海外のトラッドのカバーもレパートリー。2011年冬にはNHKみんなのうた「ウメボシジンセイ」を担当。2016年、NHK Eテレの番組‘シャキーン!’にて、‘1がつのうた’「コラおじさん」を、めいちゃんとビューティフルハミングバード名義で担当した。また連続ドラマ「わたしのうちには、なんにもない」(NHK BSプレミアム)のエンディング曲として、オリジナル曲「眠っているあいだに」が放送された。デビュー以来数多くのCMソングや映像作品でも歌唱するなど、クリエイターからの信頼も厚い。現在は栗コーダーカルテットとのユニット‘栗コーダー&ビューティフルハミングバード’としても活動、ライブも精力的に行っている。
公式HP:beautifulhummingbird.com
facebookページ:https://www.facebook.com/BHB.official/
twitter:@mitsuko_bhb@taba_tea