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【「紙博 in 京都」にお越しいただいたみなさまへ】

今年4月、桜舞い散る東京は浅草で産声をあげた紙博は、2回目にして西の都京都での開催を実現することができました。チャレンジングな回になりながらも、会場いっぱいに満ちた歓喜の声と、紙好きの方々が持つ確かな愛情と熱量に触れることができ、心から嬉しく思いました。

紙の魅力を広めるべくたくさんの商品を用意してくれた出展者のみなさま、紙に対するその真摯な想いには尊敬の念を抱かずにはいられません。製作の裏話や専門的な技術を紹介してくれたトーク出演者、心に染み渡る歌声を披露してくれたビューティフルハミングバードのおふたり、熱気に溢れた会場をさらに盛り上げてくれました。広々とした会場を提供してくださったみやこめっせのみなさま、右も左も分からない状態でも率先して動いてくれたボランティアスタッフのみなさま、イベント運営を円滑にするために、なくてはならない存在です。そして、紙博を楽しみにしてくださっていた来場者のみなさま、混雑の中でもキラキラ輝くみなさまの顔を見て、こちらも自然と笑みがこぼれてきました。

今回の「紙博 in 京都」を開催するにあたり、協力してくださったすべての方々に、心より感謝いたします。誠にありがとうございました。みなさまの元に訪れたサンタクロースが、とびっきりのプレゼントを届けてくれたであろうことを祈りながら……。

2017年、小さな一歩を踏み出したばかりの紙博。眼の前に広がるのはまだまっさらな白紙の未来ですが、さらなる進化を遂げ、必ずやまたみなさまの元に帰ってきます。その時まで、どうぞ楽しみにお待ちいただけますと幸いです。

「紙博 in 京都」編集長
藤枝梢