AkaneBonBon
箱に紙や布などを貼り付けて仕立てるフランスの伝統的な手芸「カルトナージュ」。そこから着想を得て、オリジナルの型染めや着色を施した和紙を貼り付けた紙箱を作る「AkaneBonBon」の梅川茜さん。貼り付ける素材の多くは和紙だそうですが、ノスタルジックな絵付けや奥行きのある色合いで、どこか見知らぬ国からやってきたような情緒にあふれています。形もサイズもさまざまな箱たちは、置いておくだけでインテリアになり収納にもなる優れもの。お気に入りを見つけて、大切なものやよく使うものをしまっておくのに活躍します。カード、モビール、おもちゃなど、箱のほかにもさまざまな作品が並ぶので、ぜひ手にとってみてください。
藍で型染めした和紙を貼った平らな丸箱。宝物を飾りながら収納してもらいたい箱です。
小鳥の箱。小さいけれど、ちゃんと箱になっています。
展示の様子
型染め和紙を貼った引き出し
型染め和紙を貼ったオーバルの小箱。
手のひらサイズの版を手で一つ一つ押して作った模様の紙を貼った箱
【AkaneBonBon 梅川 茜さんに聞きました】
01 ご来場いただくみなさまに向けて自己紹介をお願いします
箱やトレイ、アクセサリーのように生活の中で使う物や、オーナメントなど、厚紙と紙を素材にいろんな物を作っています。南仏の町Valreasでカルトナージュの技術を学んだ後、松本にて活動開始。和紙を型染めで染めたり、ブロックプリントやシルクスクリーンの手法を取り入れるなど、紙にまつわる様々な手の技術に刺激を受けつつ、活動中です。
02 作品(商品)の見どころを教えてください
作品として、手でひとつひとつ作っている紙の箱たちは、暮らしの中で繰り返し使われていくことで、いつしかあなたの暮らしの大切な相棒になってくれるはずです。「お家に置くならどんな風に使うかな」と思い浮かべながら見ていただけると、嬉しいです。
03 お越しくださるみなさまへのメッセージをお願いします!
AkaneBonBon
長野県松本市横田1-3-12
tel.080-6938-6898
http://akanebonbon.info