古い包装紙や古本、誰かが使った古い絵や切手や便せん、アンティーククロモスなど、紙ものをメインに扱うお店・ハチマクラ。まるで海外の蚤の市の一角をそのまま切り取ってきたかのような魅力溢れる空間に、ワクワクする気持ちが抑えられません! フランスのアンティーク・エチケット(Étiquette)を、紙の質感や凹凸、色褪せ具合まで再現させ復刻させた水糊ラベルシールなど、紙好きを唸らせる作品も目白押しです。
◆ 1月の紙博で販売するものの中で一番お気に入りのものを教えてください。
イギリスの老舗印刷屋さんから出てきた封緘やラベルシールです。フランスや近郊諸国からも幅広く請け負っていたようでさまざまな職業のものが発見できます。細かいエンボスや発色など素晴らしい印刷技術の印刷屋さんだったことがうかがえます。
◆ 思い出の紙ものアイテムとそのエピソードを教えてください。
幼稚園のころから、近所の駄菓子屋さんで買ったお菓子のパッケージを取っておく癖がありました。サラサ千代紙やレターセットを友達と交換したり、ストローや砂糖の包み紙さえも取っておく感じで元々収集癖があったようです。それが今も全く変わらず好みだけが大人用にバージョンアップしていった状態でしょうか。扱っているのがコレクション系の紙ものが多いのでよく「何に使うの?」と問われますが「愛でる」という使い方があるのを知ってほしいです。愛おしい紙は幸せな気持ちにしてくれるのですよ。
◆紙博初開催の地である神戸に向けて、意気込みを教えてください。
元々関西(大阪)出身なので神戸にもよく遊びに行ってました。なんとなく神戸の方はハイブランド好きの印象(古い時代の独断)があるのでアンティークの紙が受け入れられるのか全く想像つきませんが、偏見を少し意識しつつ、いつものようにごちゃごちゃとお持ちします。たぶん本物は受け入れてくれるはず!
◆ 商品カタログ予習帳
ハチマクラ
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