面相筆と墨汁を使い、挿絵の制作や物語の創作を行う“きいろの戸口”こと岩田智代さん。モノトーンでありながら、細い筆を使うことで動物の毛並みや花びらの質感を繊細に表現したイラストは、近くでじっくり眺めたくなる引力を秘めています。その屋号には、「無意識的に作品の下地となっている、日常の中で出会った奇妙な感覚を、見る人にも気づいて欲しい、注意(黄色)を引きたい」という思いが込められている……かもしれないのだとか。
◆ 1月の紙博で販売するものの中で一番お気に入りのものを教えてください。
エノキタケの一筆箋
◆ 思い出の紙ものアイテムとそのエピソードを教えてください。
最初に制作したものはポストカードでした。写真は12年前のものです。当時は自由気ままに描いてはポストカードに仕立てていました。間違いなく自分で描いたものなのに、今見やればなぞを感じる自作品の数々。ふしぎです。
◆紙博初開催の地である神戸に向けて、意気込みを教えてください。
新しい年に紙博初開催の神戸に赴くことが出来るなんて光栄です。よろしくお願いいたします。 きいろの戸口も新しいことを始める気持ちで、新しいアイテムを作れないものかと只今模索中です。 年末年始はきっと、焼き餅片手に制作して過ごすことになるでしょう。
◆ 商品カタログ予習帳
きいろの戸口
Web site:https://kiironotoguchi.net
Instagram:@tomoyo_iwata
決済方法:現金のみ