創業80年の活版工場で、動物やマトリョーシカなどをモチーフとした雰囲気のあるオリジナル商品を作っている「つるぎ堂」の多田陽平さん。「手に取ってくれたの人の縁を結ぶような一枚になってほしい」という想いを込めて、「むすびめ」という意味の屋号「knoten（クノーテン）」で活動する岡城直子さん。そんな二人による活版印刷事業ユニットが「緑青社（ロクショウシャ）」です。活版のことを知り尽くした彼らの、繊細で美しい作品たちはまるでアート作品のよう。使うのがもったいなく感じるほどのアイテムを、ぜひその目に焼き付けてください。

◆ 「紙博 in 福岡 vol.3」で販売するものを教えてください！

美濃和紙に活版印刷で貝をあしらい名刺サイズの小箱におさめた貝の小箱入り和紙メモ。紙の表情から、これはさざなみ、もしくは海の泡？　これは砂浜？　と連想しながら、お客さまにもいろいろな和紙の風合いを楽しんでいただけたらと思い選んだ、海や浜辺を思わせる豊かな風合いの5種の和紙と活版印刷の貝たちの出会い。美濃和紙の魅力がつまった小箱を開けて小さな紙の海辺へ立ち寄ってみてください。小箱はメモがなくなったあとも小物入れに名刺入れに海の思い出の貝を入れるのに……といろいろお使いいただけましたら嬉しいです。

◆ 2024年に制作した作品の中から、お気に入りをひとつ教えてください！

封緘シール「林檎」。ポストカード「赤い実」の林檎が封緘シールになりました。銀×深い赤の2色刷りで、落ち着いた雰囲気に仕上げたシールです。和紙コットンのシール紙は、風合いがあり表情豊かで、和洋どちらの趣も兼ね備えるたのもしい紙。組み合わせを楽しんでみてください。

◆ お越しくださるみなさまへメッセージをお願いいたします！

東京と山梨を拠点に活動している、活版印刷の緑青社です。印刷の受注を受けつつ、活版印刷でオリジナル商品を作成しています。久しぶりの福岡での紙博、みなさまにお会いできるのを楽しみにしております。時期的に年末年始にお使いいただける商品もお持ちする予定です。ぜひ、緑青社ブースへ足をお運びください。

◆ 商品カタログ予習帳

緑青社（つるぎ堂＋knoten）
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