「紙博の見どころまとめ・その4」当代随一のイラストレーターの紙ものが集まるのは紙博だけ!

どこか幻想的な風景や、愛らしい表情の動物たち。紙博には、日本を代表するイラストレーターが描いた紙ものが、「これでもか!」というほど、ずらりと並びます。水彩、線画、木版、切り絵、貼り絵など……。様々な手法で彩られた作品たちは、ただ飾るだけで空間を華やかにしてくれる、美しさと力強さを持ちます。もちろん、日常のあらゆるシーンでも活躍すること間違いなしのアイテムも盛りだくさんなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

大森 木綿子

これからやってくる梅雨の時期にぴったりのポストカード「ame no hi」。気分が滅入ってしまう雨の日でも、爽やかな風を届けてくれそうです。

tegamiya

ピクニックに持っていきたくなるものを描いたという便箋と、ゴム版でプリントされたバスケットが描かれた封筒のセット。鮮やかな色合いが、目を惹きます。

ネクタイ

食パンにクロワッサン、メロンパンなど、様々なパンが描かれたポストカード。可愛らしいのに、どこかリアルなイラストは、眺めているだけでお腹がなってしまいそうなほど。

辻恵子

元々印刷されていた「な」と「ら」の文字から、人物像を切り出した切り絵の絵葉書。その精巧な技術もさることながら、まるでこのために描かれたかのような配色は、目を見張るものがあります。

rala design

細長いケースに入ったくじらのカード。くじらを全部引き出すと、窓に子どもたちの姿が現れるという楽しい仕掛けが!

高旗将雄

東京の名物を描いたカードは、すべて活版で印刷された贅沢なつくり。東京観光のお土産として、プレゼントにしても喜ばれそうです。

田村美紀

マスキングテープをちぎって絵を描く田村美紀さん。マスキングテープ独自の透け感や色の重なりで、他にはない世界を表現しています。

柴田ケイコイラスト店

絵本『おいしそうなしろくま』『おべんとうしろくま』シリーズのしろくまポストカード。あらゆる食べ物中に、嬉しそうに潜むしろくまの姿に、見ているだけで思わずニヤリとしてしまいます。

ノラヤ

「かんぶつ食堂のランチメニュー」が描かれたカード。レシピもついているので、実際に作ってみてはいかがでしょうか?

タカハシカヨコ

クロイヌの兄弟が描かれた、新作の米袋バック。頭に乗っているおむすびが、それぞれのクロイヌの個性を表しています。紙製ですが、とても丈夫なつくりなので、荷物が多い方でも一安心です。