「紙博の見どころまとめ・その3」選りすぐりのアイテムを揃える文房店と、味わい深いヴィンテージの紙の世界をとくとご覧あれ。

店主独自の目線で選ばれたアイテムが並ぶ文具店。書き心地、手触り、デザイン。どれをとっても、ひと味もふた味も違う特徴的な商品を取り揃えています。セレクトされた文具だけでなく、オリジナル商品だって見逃せません! そして、洗練されたステーショナリーだけでなく、古き良き時代を感じさせるヴィンテージの紙ものも欠かすことができません。シワや染み、ときに誰かの筆跡が残る、異国からやってきた唯一無二の紙たち。その背景に漂う物語に想いを巡らせながら、新たな使い方を考えるのも一興ですよ。

カキモリ

「カキモリ」の上製本ノートは、めくりやすさを重視しやわらかな麻が表紙になっています。本のような見た目のノートは、1ページごと大切に書き込みたくなるような、贅沢な雰囲気ですよ。

直物生活文具

台湾からの参加となる「直物生活文具」。台湾だけでなくヨーロッパやアメリカなど、世界各国から店主のお眼鏡に適った文具が集う、ワールドワイドなお店です。

本とコーヒー tegamisha

“紙“に焦点をあてた本を厳選して出展する「本とコーヒー tegamisha」。自分でできる紙ものグッズの作り方や、文具店の特集など、紙好きのあなたがを開いたら、立ち読みでは済まなくなってしまうジャンルの本が目白押し。

36 Sublo

文房具柄の包装紙、吉祥寺の非公認ゆるきゃら「吉ぞうさん」のグッズ、端紙を使用したノートなど……。「36 Sublo」の世界観が十二分に表現されたアイテムは、渋さ、懐かしさ、可愛らしさが同居しています。

DRESSENSE

デットストックとなったベルギー製の蜂の巣柄カレンダー。曜日を自身で書き込むタイプなので、お好みの時期に使い始められます。生産修了アイテムは、出会えたときが、買いどきです!

CHARKHA

ずらりと文字がタイプされた領収書。日焼けした用紙と少し癖のある字体が、「どこで誰が、なにを買ったときのものだろう?」と想像を掻き立てます。

ハチマクラ

第一次世界大戦中のインフレ時に発行された、ドイツのノートゲルト=緊急通貨。当時の紙質の手触りや、色使いをぜひ手にとってお確かめください。

紙モノ雑貨のお店 Cheri

アメリカの作家が手作りしているコラージュパックには、古い紙がぎゅっと詰まっています。色ごとにパッキングされているので、作りたいコラージュのイメージに合わせて選ぶのも楽しみの一つです。