「手紙社スタッフが教える紙博の楽しみ方・その2」家族連れにもおすすめ! お子さんと一緒に紙博を余すことなくご堪能ください

今週末の予定が決まっていないファミリーのみなさん! 外出先の候補として、紙博はいかがでしょうか? 会場内には、大人だけでなく小さな子供の工作意欲を刺激する紙ものが、たくさん揃っていますよ。一緒にお買い物を楽しむもよし、ワークショップで工作体験をするもよし。ご家族みなさんでのお越しをお待ちしております!


会場内のインフォメーションで体験できるオリジナル缶バッジは、誰でもすぐに楽しめるコンテンツのひとつ。升ノ内朝子さんが描いた、今回のメインビジュアルになっている京都名物の中から、お好きな柄を選んで簡単に缶バッジを作ることができますよ。スタッフがお手伝いしますので、お気軽にお立ち寄りください!(手紙社・丸本菜穂)


紙博の会場には、親子で楽しめるワークショップも登場します。「papernica」のブースでは、紙を組み立てて手のひらサイズのアコーディオンを作ることができます! 鳴らせる音は一つにつき一音。家族やお友達同士で違う音を選んで、ハンドベルのように演奏を楽しんでみてはいかがでしょうか?(手紙社・富永琴美)


小さいお子さんを連れて暑い会場内を回るのが疲れてきたら、フードスペースで休憩をとってみては? 「BALYET」のブースでは、サクッサクのトフィーがトッピングされた、冷たくて甘いアイスをご用意しています。ご家族でいろいろな種類の味を頼んで、シェアするのもおすすめですよ。(手紙社・藤枝梢)


お子さまと一緒に紙博を楽しみたい人におすすめなのが、「COCHAE」のブース。ここでは、郷土玩具を現代風にアレンジした遊べるクラフトペーパーが揃います。なかでもおすすめしたい“カワイイヲリガミ”は、猿や犬、猫など愛らしい動物を簡単に折ることができますよ。指人形のようにも遊べるので、作ったあとも二度楽しい仕様です。(手紙社・鈴木麻葉)


レトロ印刷JAM」では、お子さんの描いたデザイン(絵)で、A3のオリジナルペーパーを作ることができます。何気ない絵を2色のインクで刷るだけでも、ズレやカスレがいい味を出してくれ、雰囲気のある仕上がりに! そのままポスターにしても、封筒や便せんを作っても◎ レトロな印刷の魅力をご家族でお楽しみください。(手紙社・柴田真帆)


お子さんとご一緒の方は、ぜひ、「啓文社印刷」の手書きワークショップに参加してみては? なんとその場で描いたイラストを活版印刷の版にして、お好きなノートやメモ帳の表紙に印刷してもらうことができます! お子さんのイラストがそのまま活版印刷されたアイテムは、とびきりの思い出の品になること間違いなしです。(手紙社・本間火詩)

「紙博 in 京都 vol.2」チケットをお披露目します!

ICカードの普及で紙の切符の出番がめっきり少なくなった近年。切符を手にしたときのあの高揚感を、「かみはくスキップきっぷ」で思い出してみませんか? 「紙博 in 東京 vol.2」に引き続き、長年きっぷ印刷の技術を継承してきた「Kumpel」に印刷してもらった切符は、まるで本物のよう。会場では、鉄道会社で実際に使われていた改札鋏で、チケットへの切り込み体験もできます。改札で駅員さんがパチパチとリズミカルに鋏を鳴らしていた日々を、懐かしく感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか? 入場口で切符とマップを受け取ったら、紙の魅力溢れる旅の始まりです!

「紙博の見どころまとめ・その9」京都の紙博だけで出会える出展者をご紹介!

「紙博 in 京都 vol.2」には、東京開催から新たに、15組の紙ものの作り手が加わります。様々なジャンルから集った個性豊かな出展者が、京都の紙博をさらに盛り上げてくれることでしょう。このとっておきの機会を、どうぞお見逃しなく!

cobato

ティーバッグの見た目を再現した、遊び心溢れるメッセージカード。日常で馴染みのあるものだけに、二度見してしまうぐらい印象的なアイテムに仕上がっています。

KaoPoK Bookbinding

小さな色鉛筆がセットになった、マーブル紙のノート。手のひらにのるぐらいの小ささですが、完璧なまでに美しく綴じられている様子には、ため息がでるほど。

Kino.Q

オリジナリティ溢れる文房具を展開する「Kino.Q」のブースには、ミニノートが入ったガチャガチャが登場! 表紙の紙は全部で8種類あり、綴じる糸の色もそれぞれ違うものになっているノートは、収集心を刺激します。

PAPEL

海外から輸入した紙もの雑貨も取り扱うPAPEL。細く切った紙をカールさせて貼り付けるペーパークインリングと呼ばれる手法で作られたカードは、鮮やかな色使いと立体的なデザインが目を引きます。

カミノシゴト

その製品に合うように、和紙づくりから行うという徹底ぶりで、数々の名作を生み出すカミノシゴト。注目商品は、和紙でできているとは思えないぐらい繊細なアクセサリー。軽やかなので身につけやすく、上品な華やかさには胸がときめくはずです。

神戸派計画

「神戸」と「書く」をテーマに、シンプルかつユニセックスなデザイン文具を展開する神戸派計画。「CIRO+」は、美しく読むために罫線までまっ白にしたシリーズ。高度な技術によって、読むときは罫線が邪魔せず、書くときには罫線がそっと浮き上がって見えるという、機能性抜群のノートが実現しました。

裏具

日本の伝統的な文様を落とし込んだ文房具が、ずらりと並ぶ裏具のブース。お守りの形をしたメッセージカードに、願いをそっとしたためてみませんか?

hal+

「hal+(ハルト)」は、Ω型の針金(アイレット)加工が施された多機能シール。ブックカバーに貼ったり、しおりに貼ったり、身の回りにあるものをカスタマイズして楽しんでくださいね。

puntas

puntasの貼り箱を手に取ると、その優しい色使いに、版画のイメージもがらりと変わるかもしれません。散らかりがちな小物を愛らしい箱に収めたら、それだけで気分も上がりそうです。

ウィギーカンパニー

ポップなイラストが表紙にあしらわれた御朱印帳は、越前和紙とコラボして作ったそう。この御朱印帳を手に、京都のお寺を巡ってみるのはいかが?

ツヴィリンゲ

クライスター・パピアというヨーロッパの伝統的な技法で、ものづくりを行うツヴィリンゲ。水を含ませた紙の上に色糊をのせ、さまざまな道具を使って生み出す模様は、レースのように繊細で不思議な遠近感を感じさせます。

ぷんぷく堂

100文字ぴったりのマス目が印刷された「したたメモ」や、ちょっとしたスペースにもってこいの「スキマメモ」など、ユニークな商品を手がけているぷんぷく堂。そのネーミングセンスにも注目です!

ポスト舎

ヴィンテージアイテムも扱うポスト舎。東ドイツ時代の包装紙は、レトロな色柄とパリパリとした触り心地が特徴です。デットストック品のため、ビビッとくるものを見つけたらお見逃しなきよう。

株式会社 シモジマ

「包むこと、運ぶことをもっと楽しくおしゃれに」と、シーンに合わせた商品を展開している株式会社シモジマ。コーヒーの入ったコップを運ぶための手提げ型のホルダーや、中身の見える紙袋など、「なるほど!」と関心してしまう商品が揃っています。

京都烏丸六七堂

貼り絵の手法を使い文具を制作している「京都烏丸六七堂」。かもめ・雉・鶯などの鳥を描いたはがきは、柔らかい色彩で心が和みます。

「手紙社スタッフが教える紙博の楽しみ方・その1」はじめて紙博に訪れる方へ。絶対に見逃せない注目ポイントをご紹介!

ついに今週末に迫った「紙博 in 京都 vol.2」。本日は、はじめて紙博に来る方に向け、見逃せない注目ポイントを手紙社スタッフがお伝えします。こちらを読んで、紙博を楽しむ準備を万端にしてからご来場くださいね!


紙博初心者さんは、紙博公式Instagramの「紙博2018商品カタログ予習帳」でお目当ての商品をチェックしましょう! 各出展者のブースに並ぶおすすめアイテムや、貴重な新作情報も配信中です!(手紙社・丸本菜穂)


「イベントを訪れた記念になるものを買いたい」。そんなあなたは、インフォメーションへ! 紙博限定の切手スタンプマスキングテープ、などのオリジナル商品を数多く販売しています。今回のメインビジュアルを手がけた、イラストレーター・升ノ内朝子さん描き下ろしのグッズの数々は、眺めるだけで胸が高鳴る愛らしいものばかり。お土産にもオススメです!(手紙社・富永琴美)


紙博にはじめて来る方に、ぜひ用意してもらいたいものがあります。それは、大きめのファイルや持ち運びができるケース。せっかく手に入れた紙ものたちが、折れたり濡れたりすることを防いでくれますよ。行きは空だったファイルも、帰る頃にはパンパンになってしまうかも……!?(手紙社・藤枝梢)


71組の出展者が軒を連ねる会場では、お目当のブースを見つけるのも一苦労。そんな方には、事前に公式サイトで公開中の会場マップで予習することをおすすめします。気になるブースの位置をチェックして、スムーズにお買い物をお楽しみくださいね!(手紙社・鈴木麻葉)


紙博では、紙にまつわるワークショップも多数開催! 自分だけのオリジナルの作品は、使う度に会場での思い出が甦るはず。山本紙業のブースでは、ずらりと高く並んだいくつもメモのタワーから、お好みのものをもぐ「もぎりメモ」を体験できます。ずらりと高く並んだいくつもメモのタワーからお好みのものを、“もぐ”ことができます。1種類のメモをガバっとひともぎするも良し、何種類かのメモを少しずつもぐも良し。ワークショップに参加すると購入できる、木製のミニパレットもおすすめの一品です!(手紙社・柴田真帆)


初めて紙博にお越しのあなたにおすすめしたいのは、トークショー! 紙博のステージでは、文筆家・甲斐みのりさんや、『デザインのひきだし』編集長・津田淳子さん、ブックデザイナーの名久井直子さんなど、紙ものやデザイン好きにはたまらない、スペシャルなゲストによるトークショーが開催されます。初心者のみなさまは、まずはトークで、わかりやすく楽しく紙ものの魅力に触れてみませんか?(手紙社・本間火詩)

「紙博の見どころまとめ・その8」老若男女すべての人へ! 紙博でお好みのデザインの紙ものを探してみませんか?

紙博の会場に集う作品は、まさに千差万別のデザインが施されています。メモ帳ひとつとっても、作り手によって「ここまで印象の違うアイテムができるなんて!?」と驚かされるはず。あなたもきっと、お気に入りのアイテムに出会えることでしょう。「これぞ!」と思える一品を連れて帰って、買った後の幸せな余韻もお楽しみくださいね。

kata kata

型染めから生まれた、色鮮やかなモチーフが賑やかに集う「kata kata」のポストカード。

COCHAE

怒った顔、笑った顔、びっくりした顔など、色々な顔が折れるパズルのような折紙。

和紙田大學

ユーモアとシュール感が満載なデザインのポチ袋たち。バランに間取り、指紋に徳川綱吉。「どうしてこれがモチーフに!?」と首を傾げつつも、笑いがこぼれてしまう紙ものがずらり。

星燈社

和の図案や日本の伝統色をベースにしたラッピングペーパー。手にするだけで心もやさしくなれるような、穏やかな色と柄たちが並びます。

夜長堂

個性豊かな図案が並ぶレシートメモロール。まるで幼い頃に手にした千代紙のようで、懐かしさが募ってきませんか?

裏具

小箱のようにも見える、200枚綴の小さなメモ帳「まめも」。メモ帳本体にも、ケースの柄と合わせた模様が印刷されています。1冊ずつ薄紙に包んだ状態で販売されているので、おみやげとして配るのにもぴったりですよ。

京都烏丸六七堂

日本の四季にちなんだモチーフが描かれた、和紙のはがき。夏を連想させるはがきを用い、暑中お見舞いをしたためてみてはいかがでしょうか?

cobato

切り抜かれた白い封筒に、青、オレンジ、グレーの色紙を重ね、最後に1万円札を収めると……、なんとそこには剣道のお面をした福沢諭吉の姿が! 渡した瞬間に、話が盛り上がること間違いなしです。

KNOOPWORKS

ロープの結び方をモチーフにした、A3サイズのラッピングペーパー。5種類の結び方を眺めながら、「どんな風に贈り物を包もうか」と想像してみてくださいね。

ヨハク

古い紙のカケラをコラージュし、柄にしたマスキングテープ。シロとクロのシンプルな色使いながらも、不思議とぱっと目をひくデザインです。

hase

ボール紙にコラージュを施した小箱。どんな空間にもすっと馴染むような佇まいで、重宝すること間違いなし。

ハイモジモジ

プロジェクトごとに書類をまとめられる、ハイモジモジの「WORKER’S BOX」。A4サイズのコピー用紙や名刺など、サイズが異なるものも1つに収納できるので、簡単にデスクが片付きますよ。

岡崎直哉

「カラートラベルガイド」は、写真家の岡崎直哉さんが撮り下ろした写真を、ポストカードにして小箱にまとめた一作。日本各地の風景を切り取ったカードを手に取れば、見知らぬ街へ旅に出たくなるはずです。

ソバカス・ブックス

乙女なモチーフの蝶と白鳥が並ぶ、文庫カバー・しおり・メッセージカードのセット。白と黒の色使いで、甘すぎず上品な印象に仕上がっています。

Kino.Q

26種類のまっしろな紙を、手触りを頼りに合わせるカードゲーム・「紙神経衰弱」。指先の感覚を研ぎ澄ませて、ずらりと並んだカードの中からペアを見つけてみてくださいね!

「紙博の見どころまとめ・その7」メーカーならではの、バラエティ豊かな商品がお目見え!

確かな技術力と豊富なアイディアで、多くの紙もの雑貨をつくりだしているメーカー。次々と登場する新商品や、ブースに並び切らないほどの商品量には、目を見張るものがあります。気になっていた商品の開発話やおすすめの使い方など、あれこれ尋ねながらお店を巡ることができるのも紙博だからこそ! 普段は滅多に聞くことのできない裏話とともに、買い物を楽しんでみませんか?

mt maskingtape

マスキングテープの世界を代表するブランド「mt maskingtape」。マスキングテープ以外にも、透け感が美しいワックスペーパーも並びます。どんな風に使おうか、ワクワク想像してくださいね。

ライフ株式会社

「ライフ株式会社」のノートやメモは、用途に合わせて商品展開を行なっています。アウトドア用、速記用、単語カードに、手のひらサイズのもの。使うシーンに適した一冊をお選びください。

STÁLOGY

シリーズごとにカラートーンを統一させたラインナップ。心惹かれる色で文具を一新させたら、気分も上がること間違いなし。

teshio paper

「紙を超えた紙」を作るteshio paper。この言葉を耳にしただけで、一体どんな紙なのだろう、と気になってきませんか? 国内でも希少な加工技術が込められた「紙を超えた紙」、ぜひ一度お手に取ってごらんください。

シイング

伝統素材の和紙に、遊び心が詰まったアイテムがずらりと並ぶ「シイング」。その筆頭商品でもある「かみめん みずひき」は、顔が書いてある中袋をふく面で包んだ、めでたい道具。手渡す瞬間に、笑みが生まれます。

プロペラスタジオ

花をモチーフにした6種類の便箋が、3枚ずつセットになった限定商品が京都の紙博に登場! 可憐な花を贈る気持ちで、手紙を書いてみませんか?

表現社 cozyca products

Subikiwa.と西淑さんのマスキングテープ。華やかなイラストと箔押しの美しさに、いつまでも手元に置いておきたくなってしまうかもしれません。

GreenFlash

水彩画で描かれた花々がモチーフになった、透明感のあるアイテム。ワンポイントで貼るだけで、ぱっと華やかになりますよ。

RIFLE PAPER Co.

多彩な色使いで、楽しそうな印象の横長カード。存在感のある大きさなので、絵のように飾っても素敵です。

古川紙工株式会社

全32柄のオリジナルレターセット「今日のお手紙」。ずらりと並ぶ柄から、お好みのものをお選びください。約100柄が揃う、「そえぶみ箋」シリーズもお見逃しなく。

手紙舎 雑貨店

イザベル・ボワノさんのイラストをもとに作った、手紙社オリジナルのロールふせん「フルーツはすきですか?」。オリーブの実・オレンジ・レモン・イチゴなど、瑞々しいフルーツを眺めているだけで爽やかな気分に。

神戸派計画

万年筆の筆記特性をひたすら追求した「GRAPHILO」シリーズは、“ぬらぬら書く“をコンセプトに作られた一品。ペン先に湿り気を感じながら、紙にインクをのせてゆく感覚を、ぜひお試しあれ。

株式会社 シモジマ

「包むこと、運ぶことをもっと楽しくおしゃれに」と、シーンに合わせた商品を展開している株式会社シモジマ。借りていたものをお返しするとき、ささやかなプレゼントを渡すとき、気の利いた紙袋はコミュニケーションをより豊かにしてくれそうです。

「紙博の見どころまとめ・その6」選りすぐりのアイテムを揃える文房店と、味わい深いヴィンテージの紙の世界をとくとご覧あれ

店主独自の目線で選ばれたアイテムが並ぶ文具店。書き心地、手触り、デザイン。どれをとっても、ひと味もふた味も違う特徴的な商品を取り揃えています。セレクトされた文具だけでなく、オリジナル商品だって見逃せません! そして、洗練されたステーショナリーだけでなく、古き良き時代を感じさせるヴィンテージの紙ものも欠かすことができません。シワや染み、ときに誰かの筆跡が残る、異国からやってきた唯一無二の紙たち。その背景に漂う物語に想いを巡らせながら、新たな使い方を考えるのも一興ですよ。

ぷんぷく堂

竹の紙を使ったという珍しい素材のオリジナルノート。表紙には、ぷんぷく堂の店舗と店主の櫻井有紀さん、そして京成電鉄の線路と電車が描かれています。本文の紙の隅には、さりげなく竹の子のマークが刷られているので、こちらにもご注目くださいね。

DRESSENSE

ベルギー製のカードと封筒バイキングを楽しめるDRESSENSEのブース。おしゃれをするように、カードと封筒のコーディネートをする気分でお選びくださいね。厚手のしっかりとした封筒は、折り曲げたくない写真やチケットを渡すときにもぴったりです。

CHARKHA

ずらりと文字がタイプされた領収書。日焼けした用紙と少し癖のある字体が、「どこで誰が、なにを買ったときのものだろう?」と想像を掻き立てます。

ハチマクラ

第一次世界大戦中のインフレ時に発行された、ドイツのノートゲルト=緊急通貨。当時の紙質の手触りや、色使いをぜひ手にとってお確かめください。

ポスト舎

ヨーロッパ各国から仕入れた紙を材料にした、ポスト舎オリジナルのレターセット。罫線はシルクスクリーンで1枚ずつ印刷しています。レターセットを2つに折るとぴったり納まるオリジナル封筒と合わせて、久しぶりに手紙を書いてみませんか?

「紙博の見どころまとめ・その5」変幻自在の紙の加工と印刷技術にご注目!

折る、切る、貼る、綴る、束ねる、刷る。紙を新たな姿に生まれ変わらせる、大胆かつ繊細な加工や印刷の技術。紙が作品になっていくその過程を、作り手の方々に尋ねれば、きっと新たな世界が広がるはずです。完成されたアイテムの、裏に秘められた道のりを想像しながら、ブースを見て回るのはいかがでしょうか?

papernica

紙でできた、手のひらサイズの楽器「ぺパニカ」。ぺパニカを作って演奏する、ワークショップも開催します。“紙”の楽器は、一体どんな音を奏でるのでしょうか?

レトロ印刷JAM

レトロな味わいはそのままに、ぷっくりツヤっと立体的に仕上げた「ツヤプリ印刷」のポストカード。立体的な手触りとつややかな質感が、見事に表現されています。

オソブランコ

イラストレーターのmakomoさんのイラストをシルクスクリーンや活版でプリントし、リングノートに。お好みのサイズをどうぞ。

ROKKAKU

ワンポイントの箔押しが粋なボックスに、カード10枚と封筒5枚を詰めて、自分だけのお気に入りBOXを作ることができます。紙博限定の柄も登場しますので、乞うご期待!

KaoPoK Bookbinding

手のひらサイズながら、しっかりと製本されたミニノート。表紙にはルーマニアで実際に使われていた古切手を用いています。鮮やかな表紙、切手の図柄、栞の色が1冊ずつ異なるので、お気に入りの組み合わせを見つけてくださいね。

PAPEL

本物の鉛筆の削りカスをデザインに取り入れたカードたち。誕生日や引越、結婚のお祝いなど、用途別に30種類がずらりと揃います。思いもよらない鉛筆削りのカスの使い方に、贈られた方も驚くかも!?

hal+

Ω型の針金(アイレット)加工が施された、多機能シール「hal+(ハルト)」。hal+を貼れば、どんな用紙、サイズでも同じバインダーにファイリングが可能です。書類の整理整頓に大活躍してくれるはず。

puntas

八角系のテント形が目をひく貼り箱は、柄によっても雰囲気がぐっと変わります。テーブルや棚の上にいくつも並べても可愛らしいですよ。

ツヴィリンゲ

クラシックなトレーシングペーパーで折られた立体の星のオーナメント・「フレーベルの星」。窓辺にかざると光を受けていっそうやわらかな輝きを放ちます。

印刷加工連
まるで彫刻かと見間違えるような曲線美。その名も「ぐにゃぐにゃブロックメモ」。紙を断截する技術と特殊な糊を用たことで、メモブロックを“ぐにゃぐにゃ“できます。不思議な感触と見た目を実際に体感くださいね。

デザインのひきだし×100%ORANGE

雑誌『デザインのひきだし』は、印刷やデザインについて知りたい初心者からプロまで、幅広い層に大人気の一冊。変わった紙やその使用例、デザイン手法と、あらゆる情報が盛りだくさんの誌面は読み応えたっぷりです!

【トーク】古屋光一「レトロ印刷ブレイクの秘密〜紙の開発と価値の創造〜」

「印刷で遊ぶ。印刷と遊ぶ。」をテーマに掲げ、ズレやカスレさえも楽しむことができる大阪の印刷屋・「レトロ印刷JAM」。印刷方法の特殊さやインクの種類の豊富さもさることながら、インクとの相性を考えてスタッフが厳選した“紙”もその魅力のひとつ。ちょっとなつかしい「わら半紙」や「クラフト紙」をはじめ、様々な地方へ紙探しの旅にでかけ見つけてきた紙など、おもしろい紙がたくさん揃っています。実は今回の紙博のフライヤーも、レトロ印刷JAMにお願いして、5種類の異なる紙に印刷したもの。

紙博のトークショーでは、レトロ印刷JAM創設者のおひとり・古屋光一さんに登壇いただき、紙にまつわるお話を伺います。オリジナルの紙を開発するまでのストーリーや、ユニークなネーミングの決め方など、実際の紙をお見せしながら紹介していきますよ。人とは少し違った紙ものをつくりたい方は、どうぞお見逃しなく!

古屋光一/プロフィール
昨年で10周年を迎えたレトロ印刷JAMの創設者の1人。2年ほど前からは、はじめての海外店舗である台湾のレトロ印刷JAMの代表も務める。「レトロ印刷」を文化として残し、世界に広めていくことが目標。2018年からはレトロ印刷JAMのオリジナルシルクスクリーンキットSURIMMACCA(スリマッカ)を広めるため「スリマッカおじさん」と称して自身で塗装した真っ赤な車、SURIMACCAR(スリマッカー)で日本全国でワークショップを開催中! トークショーのあとも東北へ向かいます。

日程:2018年7月14日(土)
時間:12:00〜12:45
会場:「紙博 in 京都 vol.2」会場内ステージ

「紙博の見どころまとめ・その4」見て、触れて楽しい活版印刷の世界

版にインキを付け、紙に押し当ててインキを転写させる活版印刷。転写するときに圧の強弱をコントロールすることで、凸凹とした手触りを生み出しています。たった1枚の紙からでも、重厚な印刷機械の力強さと、活版独自のぬくもりが伝わってくるはずです。オフセット印刷にはない味わいを、その目と指先とで味わってみてくださいね。

AUI-AŌ Design

お米の粒の立体感を活版印刷の力で表現。一粒ずつ味わうように撫でてみましょう。

PRIMART

印刷する紙の種類によって、違った表情を見せる活版印刷。柔らかい手触りのクッション紙、淡いグリーンが映えるデザイン、優雅なレタリングの組み合わせが美しいバースデーカードです。

Tokyo Pear

ドイツ製の古い活版印刷機から生まれる、オリジナル図案のカードやタグたち。「Tokyo Pear」はインクの調合から自身で手がけ、愛らしいモチーフを表現しています。

啓文社印刷

お好みの革表紙と中の用紙を選ぶことができるオーダーメイド品。用紙の紙は、1枚ずつ異なるものを組み合わせることもできます。それぞれの書き心地を楽しんでみてはいかがでしょう。

九ポ堂

流れ星の一瞬の輝きをとじこめたランプが、ずらりと並ぶポストカード。ランプの中で光を放つ星は、きらきらと美しい箔押し加工。

緑青社(つるぎ堂+knoten)

蓋と本体で、お好みの色の組み合わせを選べる小箱。蓋に活版で刻印されたさりげないメッセージと、小箱の中に潜んでいるイラストもお見逃しなく。