出展者が教える紙ものレッスン ⑥ 〜「結紙」でつくる水引のつくりかた〜

 


「紙ものレッスン」第6回は、大阪の紙雑貨のお店エモジが、紙の糸「結紙」を使って水引の作り方をご紹介します! 贈答品や封筒に飾りとして付けられる水引をラッピングのワンポイントにすれば、他とは一味ちがった特別感のある贈り物に。これからの季節は、浴衣を着るときなどの耳飾りなどのアクセサリーとして使うのもおすすめです。7色のカラーバリエーションをもつ「結紙」から好きな色を選んで、美しく繊細な水引を手作りしてみてくださいね。
※今回使った「結紙」は、エモジのブースで購入することができます

【 作り方 】
1. 結紙を3本約30㎝前後に切りそろえます。慣れてくれば4本、5本と増やしてみて下さい。並べた状態から直径2㎝程度の輪っかを作ります
2. 輪っかを作った3本でもう一度重ねる様に輪っかを作ります
3. 3本が重なった部分を左手で押さえ、上に一番下の3本の端を持ちます
4. 図の様に下から上に他の3本に交互差し込んで行きます
5. 3本の両端を内側から1本ずつ引っ張って輪を小さくしていきます
6. これが網代結びです
7. そして左の3本を持って網代結びの真ん中の穴に結びの正面から通します
8. その出来上がった穴に右側の3本をこちらも正面から通し輪を小さくしながら形を整えます
9. 裏を向け交差する部分を他の糸(分かり易くするため黄色にしております)か細い針金で固定し余った部分を切ります
10. 完成図の様にラッピングに使用する場合、最後に固定した3本の隙間に糸を入れて使用します